ニコンNikkorレンズ(Nikkor Lens)

本ブログで撮影しましたニコンのFマウント(FXフォーマット)対応のオススメのニッコールレンズを紹介していきます。

画質、コストは、各レンズの中での相対評価です。

評価は、初心者の人に分かり易く理解してもらう為ですので、あくまで主観ですし、星の数に整合性はありません。

まずは、大三元の広角から紹介していきます。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

画質
コスト
携帯性
お気入り度
オススメ度

2007年に登場した10年目のレンズですが、キャノンユーザーの間でも有名な広角レンズです。キャノンの広角の大三元は、EF16-35mm F2.8L III USM と16mm始まりなので14mm始まりのこの広角レンズは羨ましいそうです。

唯一弱点は、PLフィルターが装着できないことです。しかし、そこはNisiのフィルターホルダーを取り付けることで解決しています。

ニコンの大三元の中核を担う標準レンズです。VRが搭載されたモデルで、2015年に登場しました。標準的な画質に申し分はないのですが、懸念点が3つあります。

1つ目は、VRが搭載されたことで重量が1.2kgとかなり重量があります。しかし、70-200のように三脚座がないため、縦構図にした時に、頭が重すぎて雲台上で回転(落下)してしまいます。これは、過去記事(おすすめの三脚と雲台)で紹介したG2270Mを使うことで解決はできます。

おすすめの三脚と雲台について(その2:Gitzo ジッツオ)

今年も各地の絶景をひたすら記事にしてきましたが、ここで一息入れて、機材の紹介をしたいと思います。 約1年前に、過去記事でマンフロットの三脚をおすすめとして、紹介させて頂きました。 今回は、あれから1年 ...

続きを見る

2つ目は、長さが長いため、カメラバッグへの収まりが悪いです。最も持ち出す標準レンズだけに、この長さは苦痛です。

3つ目は、光芒がしっかり出にくいです。キャノンのEFレンズと比較すると、光芒が美しくないように思えます。過去記事(富士本栖湖リゾートのダブルダイヤモンド富士)を参照ください。

富士本栖湖リゾートの初日の出のダブルダイヤモンド富士
富士本栖湖リゾートの初日の出のダブルダイヤモンド富士

今回は、富士本栖湖リゾートからのダブルダイヤモンド富士です。ダイヤモンド富士と言えば、富士山の山頂から日が昇る風景ですよね。 さらにダブルダイヤモンドとは、その光景が池に反射して上下で2つダイヤモンド ...

続きを見る

苦言ばかり連ねましたが、標準レンズとしての役割はしっかりとこなしてくれるレンズです。

小湊鉄道の菜の花を走るトロッコ列車と飯給駅の桜リフレクション

D750+ AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO4000,F3.5,SS1/8sec)

過去記事(小湊鉄道:千葉県)

小湊鉄道の菜の花を走るトロッコ列車と飯給駅の桜リフレクション
小湊鉄道の菜の花畑を走るトロッコ列車

いすみ鉄道に続いては、小湊(こみなと)鉄道を紹介します。 小湊鉄道は、前の記事のいすみ鉄道の終点である上総中野駅から五井駅までを結ぶ千葉県のもう一つのローカル線です。 いすみ鉄道と同じく、路線沿いには ...

続きを見る

富士宮市の白糸の滝と富士山の絶景

D810+ AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO40,F14.0,SS0.6sec)

過去記事(白糸の滝:静岡県)

富士宮市の白糸の滝と富士山の絶景
流れ落ちる絹糸、富士宮の白糸の滝と富士山の絶景(ハーフNDフィルター)とオススメのカフェスポット

今回は、有名な白糸の滝の紹介です。 白糸の滝は、そのほとんどが富士山の湧水で幅150メートルにわたって絹の様に流れ落ちる様から白糸の滝と呼ばれています。 その白糸の滝の場所はこちら。新東名の新富士イン ...

続きを見る

夏と冬の美瑛町の風景とクリスマスツリーの木(Landscape in Biei and Christmas tree)

D810 + AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F5.6,HDR)

過去記事(美瑛町:北海道)

夏と冬の美瑛町の風景とクリスマスツリーの木(Landscape in Biei and Christmas tree)
美瑛町の冬のクリスマスツリーの木

北海道は上川郡の美瑛町にはたくさんの有名な木がありますが、今回紹介するのは最も人気のある木の一つのクリスマスツリーの木です。 クリスマスツリーの木の場所はこちら。駐車場はありませんが、冬でも数メートル ...

続きを見る

しなだれるピンクのシャンデリア、日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO100,F2.8,SS1/250sec)

過去記事(日中線記念自転車歩行者道:福島県)

しなだれるピンクのシャンデリア、日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜
しなだれるピンクのシャンデリア、喜多方市の日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜(Nikon D850)

今回は北上する桜を追って福島県は喜多方市の日中線記念自転車歩行者道へ行ってきました。 日中線記念自転者歩道は、廃線となった喜多方駅から熱塩駅までを結ぶ旧国鉄線の線路の後に整備された自転車と歩行者の道路 ...

続きを見る

 

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

大三元の望遠レンズです。こちらも懸念点として3点あります。

1つ目は、有名な事実ですが、最短撮影距離での焦点距離が160mm相当しかないこと。

2つ目は、AF速度は、EF70-200mmF2.8L IS II USM ほど早くはないこと。

3つ目は、光芒が美しくないこと。

これまた大三元レンズに対して苦言ばかりですが、やはりキャノンのレンズは素晴らしいということになります。なお昨年、新型が登場しています。

こぼれ落ちる藤のカーテンの絶景、河内藤園の藤のトンネルと藤棚

D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO500,F2.8,SS1/250sec)

過去記事(河内藤園:福岡県)

こぼれ落ちる藤のカーテンの絶景、河内藤園の藤のトンネルと藤棚
こぼれ落ちる藤のカーテンの絶景、河内藤園の藤トンネルと藤棚(Nikon D850)

カメラマンにとって春は大忙しの季節です、 桜の撮影が終わると、次はすぐに藤が見頃を迎える為です。 という訳で、福島県での撮影を終えて、今度は福岡県は北九州市の河内藤園へやってきました。 河内藤園はCN ...

続きを見る

新緑と雪景色の秘境を走る只見線の絶景

D750 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1600,F5.6,SS1/320sec)

過去記事(只見線:福島県)

新緑と川霧と雪景色の秘境を走る只見線の絶景
新緑と川霧と雪景色の秘境を走る只見線の絶景(その1)

只見線は、鉄道ファンの間では非常に有名な、福島県の会津若松から新潟県の小出駅まで走るローカル線です。 ※現在は、会津川口駅までしか運行していません。(2011年の新潟・福島豪雨による被害のため) ここ ...

続きを見る

極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山

D750 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1000,F7.1,SS13sec)

過去記事(高ボッチ高原:長野県)

極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山
極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山

今回紹介するのは、長野県塩尻市にある高ボッチ(たかぼっち)高原からの富士山です。高ボッチ高原は、高ボッチ山(標高1665メートル)のなだらかな傾斜に広がる高原です。 「たかぼっち」という名前は国づくり ...

続きを見る

赤、緑、黄のカラフルな絶景、紅葉の鳴子峡

D750 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO640,F5.6,SS1/400ec)

過去記事(鳴子峡:宮城県)

赤、緑、黄のカラフルな絶景、紅葉の鳴子峡
赤、緑、黄のカラフルな絶景、紅葉の鳴子峡

今回紹介する絶景は、宮城県大崎市にある峡谷、鳴子峡(なるこきょう)の紅葉です。鳴子峡は宮城県にあり、仙台市からは車で約1時間ほどで到着できてしまう東北在住の方には比較的アクセスのよい紅葉の絶景です。

続きを見る

 

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

続いては、ニコンのフルサイズユーザーなら必ず持っているほど激安な望遠レンズの200-500mmです。

ズームレンズでありながら、画質が非常に素晴らしくコストパフォーマンスの非常によいレンズです。

キャノンが出すと20万は下らないでしょう。タムロンのSP150-600を買うくらいなら、純正のこのレンズをお勧めします。

ただしAF速度がさほど早くない事が欠点です。

航空祭などでどこから被写体が来るかある程度予測できている場合には対応可能です。

スポーツや鳥など、瞬時に補足する必要がある被写体だと、このAF速度では辛いです。

青空のキャンパスのアーティスト、ブルーインパルス(エアフェスタ浜松の航空祭)

D810 + AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6E ED VR (ISO500,F7.1,SS1/1000sec)

過去記事(浜松航空祭:静岡県)

青空のキャンパスのアーティスト、ブルーインパルス(エアフェスタ浜松の航空祭2016/2018)
青空のキャンパスのアーティスト、ブルーインパルス(エアフェスタ浜松の航空祭2016/2018)

これまでも熊本空港や伊丹空港などで、飛行機のある景色を紹介してきましたが、今回は自衛隊の航空祭、静岡県は浜松基地の航空祭「エアフェスタ浜松」2016を紹介します。 自衛隊の航空祭は、毎年全国の基地毎に ...

続きを見る

クルーズトレイン、ななつ星in九州と豊後中川駅の桜トンネル

D750 + AF-S Nikkor 200-500mm f/5.6E ED VR (ISO320,F7.1,SS1/500sec)

過去記事(豊後中川駅:大分県)

クルーズトレインななつ星in九州と豊後中川駅の桜トンネル
クルーズトレインななつ星in九州と豊後中川駅の桜トンネル(D850 AF追従精度、コンティニュアスAFサーボ(AF-C))

今年の桜の撮影は、九州から開始しました。場所はJR九州の久大本線の豊後中川駅です。 この豊後中川駅には、毎年桜の季節になると、桜のトンネルができ、そこを通る列車が撮影スポットになっています。 特に毎週 ...

続きを見る

極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山

D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO125,F6.3,SS1/40sec)

過去記事(高ボッチ高原:長野県)

極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山
極寒の宝石箱、高ボッチ高原からの諏訪湖越しの富士山

今回紹介するのは、長野県塩尻市にある高ボッチ(たかぼっち)高原からの富士山です。高ボッチ高原は、高ボッチ山(標高1665メートル)のなだらかな傾斜に広がる高原です。 「たかぼっち」という名前は国づくり ...

続きを見る

 

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

 

最後は、広角の単焦点レンズです。こちらは、解放F値が1.8の為、星撮り用に購入しました。

このレンズのメリットは、77mmのフィルターを装着できることです。前面がフラットなので14-24mmではつけることのできないハーフNDなども使うことができます。

美瑛町の白ひげの滝とブルーリバーの絶景(とライトアップ)

D810 + AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED (ISO31,F16.0,SS1.6sec)

過去記事(白ひげの滝:北海道)

美瑛町の白ひげの滝とブルーリバーの絶景(とライトアップ)
美瑛町の白ひげの滝とブルーリバーの絶景(とライトアップ)

美瑛町の青い池のすぐ近くにある白(しら)ひげの滝とブルーリバーを紹介します。白髭の滝とその下流に流れるブルーリバーは、美瑛町の白金温泉駅からすぐ近くにあります。 場所はこちら。駐車スペースは、川に渡る ...

続きを見る

精進湖と山中湖からの富士山星空タイムラプス(4K)

D810 +AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED (ISO1600,F2.0,SS20sec)

過去記事(精進湖:山梨県)

精進湖と山中湖からの富士山星空タイムラプス(4K)
精進湖と山中湖からの富士山星空タイムラプス(4K)(StarStaxによる流れ星の作り方)

今回は写真では無く久しぶりにタイムラプス動画の紹介です。場所は、富士山撮影では有名な精進湖と山中湖です。 まず撮影した動画はこちら。 タイムラプスの撮影方法は、過去記事「タイムラプス動画の作り方」でも ...

続きを見る

AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II

最後は、ニコンのサンニッパです。

ニコンのサンニッパは、キャノンのサンニッパ(EF300mm F2.8L IS II USM)と比べ、重量も2.9Kgと重く、AFも若干遅いです。

しかしながら、出てくる絵はやはりサンニッパらしい素晴らしくクリアな絵をたたき出してくれます。

伊丹空港(大阪国際空港)の千里川の土手と夜景撮影

D850 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO2000,F4.5,SS1/4sec)

過去記事(伊丹空港:大阪府)

伊丹空港(大阪国際空港)の千里川の土手と夜景撮影
伊丹空港(大阪国際空港)の千里川の土手と夜景撮影

今回紹介する場所は、日本の飛行場の中でももっとも迫力のある写真が撮れると有名な飛行機撮影のメッカとも呼ばれている伊丹空港の千里川の土手です。 頭上をド迫力で通り過ぎていく飛行機が撮影できる素晴らしい撮 ...

続きを見る

フローズンな白銀の世界、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原の樹氷

D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/125sec)

過去記事(霧ヶ峰高原:長野県)

フローズンな白銀の世界、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原の樹氷
フローズンな白銀の世界、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原の樹氷(Nikon D850・Sony α7RIII)

久しぶりの記事は、すっかり真冬の記事になってしまいました。 今回紹介する場所は、長野県は諏訪市の霧ヶ峰高原の樹氷です。 樹氷とは、霧氷の中の一つの種類だそうです。 霧氷は「一般的に冬山で見られ、過冷却 ...

続きを見る

如何でしたでしょうか?フルサイズのレンズはどれもお値段が高いもの、このまとめ記事が皆さんのレンズ選びのお役に立てれば幸いです。

 

スポンサードリンク

更新日:

Copyright© 地球の撮り方 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.