星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

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星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

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続いて紹介するのは、豊頃町にあるハルニレの木です。

撮影スポットとしても有名なハルニレの木は、推定樹齢は140年、実は2本の木が一体化してこの美しい形を作ったそうです。

今回はこのハルニレの木で星空撮影を行ってきましたので、その紹介をします。

ハルニレの木の場所はこのハルニレの木の前にあるハルニレハウスを目指していくと良いと思います。

駐車スペースはハルニレハウス横に数台が可能です。ですが河川敷の土手の上なので駐車スペースに困ることはなさそうです。

撮影した写真を紹介する前に、作成した動画はこちらです。

それでは撮影した写真紹介していきます。

ハルニレハウスから見下ろすと、あれ? ハルニレの木が2つあります。

どちらがハルニレの木なのか?と一瞬迷いましたが、奥にあるほうの木が定番のハルニレの木でした。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

夕暮れ時に到着しましたが、鶴が空を飛んでいる様子を撮影できました。

鶴居村だけではなく、豊頃町など他の地域でもタンチョウが普通に生息しているようです。さすが、北海道だなと思いました。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO400,F7.1,SS1/5000sec)

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F3.5,SS1/500sec)

それでは星空撮影の方法を紹介していきます。

星の軌跡の撮影では、北の方角ですとこの様な写真を作ることができます。

北極星を中心に回転しているのが分かるお馴染みの写真です。

この北の空の写真では、シャッター速度30秒の写真を約150枚撮影し合成したものです。

ですので撮影時間は75分ということなります。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO1600,F2.8,SS30sec)

南の空ではこの様な写真になります。

こちらは、シャッター速度15秒の写真を約260枚撮影し合成したものですので、約65分です。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO800,F1.8,SS15sec)

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO800,F1.8,SS15sec)

星の軌跡の撮影は誰にでもできるもので、最もポピュラーな比較明合成という方法を使った方法を紹介します。

以下の4ステップでできてしまいます。

  1. 三脚にカメラをセットし、構図を決める
  2. マニュアルでピントを合わせる(なるべく遠くの街の光を使って、ライブビューモニターを使います)
  3. インターバルタイマーをセットする。
  4. 撮影した画像を比較明合成を行う

3では、最近はカメラ内にインターバル撮影機能を有したカメラが一般的になってきましたのでその設定を紹介します。

最も重要となるのは、撮影間隔の設定時間です。

この撮影間隔を誤解する人が多くいると思います、私もそうでしたので、詳しく説明をします。

この撮影間隔の意味は、シャッターが終わってから次シャッターまでの間隔ではありません。

撮影間隔とは、露出開始から次の露出開始までの間隔になります。

誤:N回目のシャッター終了時刻から、N+1回目のシャッター開始時刻

正:N回目のシャッター開始時刻から、N+1回目のシャッター開始時刻

簡単に絵にまとめてみました。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

注意点としては、この撮影間隔を露出時間を同じ時間に設定しないように気を付けてください。

露出中に撮影間隔が終わってしまったとカウントされずに、次の回までまるまる1間隔飛ばされてしまいます。

ですので、M(マニュアルモード)で露出時間を15秒に設定した場合には、下のように撮影間隔を1秒多い16秒に設定する必要があります。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

なお、インターバル撮影の機能がないカメラの方でも心配する必要ありません。

こちらも非常に簡単です。

①このようなリモートレリーズをカメラに繋ぎます。

②カメラを連写モードにする

③リモートレリーズでシャッターをONに固定(ロック)する

たったこれだけでシャッターと次のシャッターの間隔がほぼ0で撮影が行えます。

 

最後のステップ:4では撮影した複数の静止画を比較明合成をして、星の軌跡を繋げていきます。

比較明合成とは、AとBの写真を比較したときに、より明るい画素を優先して残してAとBの写真を合成する方法です。

より明るい画素を残すため、星が軌跡として残っていくことなります。

比較明合成のフリーソフトとして有名なSiriusCompというソフトがあります。(ソフトはこちらから→ http://phaku.net/siriuscomp/

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

このSiriusCompの詳細な使い方は、こちらの記事に紹介してきますので、こちらを参照ください。

GIF動画の作り方
フリーソフトで簡単なタイムラプス動画の作り方 (How to make Timepalse)

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このSiriusCompでは、比較明合成による星の軌跡の静止画だけではなく、上述の動画にあるような星の軌跡が徐々に長くなっていく比較明合成のタイムラプス動画も生成できます。

方法は、動画作成のタブで、比較明合成を選択するだけです。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

 

最後に、星の軌跡を流れ星のような画像にする方法を紹介します。

上述写真を流れ星のようにした写真がこちらです。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO1600,F2.8,SS30sec)

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO800,F1.8,SS15sec)

この流れ星を作るには、StarStaxというフリーソフトを使います。

StarStaxはこちら。(http://www.markus-enzweiler.de/StarStaX/StarStaX.html)

StarStaxを使った過去記事がありますので、詳細はこちらを参照ください。

精進湖と山中湖からの富士山星空タイムラプス(4K)
精進湖と山中湖からの富士山星空タイムラプス(4K)(StarStaxによる流れ星の作り方)

今回は写真では無く久しぶりにタイムラプス動画の紹介です。場所は、富士山撮影では有名な精進湖と山中湖です。 まず撮影した動画はこちら。 タイムラプスの撮影方法は、過去記事「タイムラプス動画の作り方」でも ...

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星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

どの画像をつかって流れ星を作るかも取捨選択できますので、このようにハルニレの木が光があった絵を使う事もできます。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO800,F1.8,SS15sec)

最後に、自分の頭のLEDヘッドライトがハルニレの木に当たった画像が予想外に良かったので紹介しておきます。

星降る夜の北海道 豊頃町のハルニレの木(一眼レフによる星の軌跡撮影の方法)

D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO800,F1.8,SS15sec)

以上で、ハルニレの木と、一眼レフによる星の軌跡撮影の方法を終わります。

このバランスの取れたハルニレの木の美しいフォルムは、星空撮影にもぴったりでした。

星空の撮影は、まだまだスマホカメラでは絶対に撮影できない領域です。

星空撮影を楽しんでもらう参考になれば幸いです。

※撮影日:2019年2月25日

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