栃木の本気と題して4回にわたって奥日光の秋の魅力を紹介をしてきましたが、最後の記事ではいろは坂をドローンによる空撮で紹介します。
日光と言えばいろは坂の紅葉を思い浮かべる人も多いかと思います。
いろは坂は、日光市街から中禅寺湖などの奥日光を結ぶ観光道路で、上り専用の第二いろは坂、下り専用の第一いろは坂を合わせて48個ものカーブがあります。
それぞれのカーブでは、上りのいろは坂から「い」「ろ」「は」の順番で名前が付けられているそうです。
最後の記事ではこのドローンで空撮したいろは坂を紹介したいと思います。
撮影した場所はこちらの黒髪平展望台です。(道路を管理する日光土木事務所に許可を得て撮影してます)
駐車スペースは限られているので早めの到着が必要です。(最大でも10台ほど)
それでは撮れた写真を紹介していきます。
時刻は朝の6時半ころですが、既に多くの車が昇っていきます。
奥日光と比べるといろは坂の紅葉は1~2週間ほど遅いように感じました。
朝日を浴びているので赤いように見えますが、実際の紅葉のピークはさらに1週間後だと思います。
撮影は日の出直後をおすすめします。
続いては明知平の駐車場からのいろは坂も紹介します。
撮影日は、いろは坂の一週間前ですで、男体山に冠雪があった日です。
ここにちょこっと見えているのが、下りの第一いろは坂です。
下りの第二いろは坂では、途中で展望台はないようで、唯一こちらに小さな駐車場がありました。
続けて中禅寺の湖畔から八丁出島をドローンで空撮した写真も紹介します。
どうでしょう、この絶景。。
限られた地面の面積の中で色とりどり木々が太陽の日を浴びようと一所懸命に輝いている様を感じることできます。
またこの解像度は、1インチセンサーを採用しているMavic2 proならではの解像感だと思います。
またいつもドローン空撮では静止画のみの撮影が多くあまり動画は撮影してきませんでしたが、今回は空撮の動画を編集しましたのでぜひご覧ください。
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空撮動画で真上から見る八丁出島は、木々の生命を感じることができて本当に驚きでした。
湖面のさざ波や木々のざわめきなど瞬間を切り取る写真では感じることのできない、動画では感じることができるのだと再認識しました。
半月山展望台からは俯瞰はできますが、どうしても真上ではなく斜めになってしまいます。
(当たり前なのですが)そもそも人間には飛行機にでも乗らない限り、木を真上から見るということができないんだ、と再認識した瞬間でした。
写真は瞬間を切り取ると言いますが、動画は瞬間の連続である時間を切り取るものでしょう、そしてその時間とは生命そのものだと思います。
最後にいろは坂と八丁出島の空撮の写真をサイドバイサイドで並べてみました。
どちらも空と光に向かって生きる木々の生命力を感じますよね。
以上で5つの記事にわたって紹介してきた栃木の本気シリーズを終わります。
栃木県が全国の魅力度ランキング最下位ということですが、今回の記事を読んで頂いた方には、全くそんなことはなくむしろ栃木は魅力にあふれた県であるということはお分かり頂けたと思います。
最後になぜ栃木の本気というちょっと変わった記事タイトルにしたかと言うと、今回の遠征の旅先で下野(しもつけ)新聞の方と栃木の魅力発信についてお話する機会があったのがきっかけです。
報道という異業種の方と会話する機会は私にとって新鮮であり、新しい視点での活動への刺激を頂きました、この場を借りてお礼申し上げます。
兎にも角にも、紅葉の栃木の奥日光は最高に美しいスポットですので、是非訪れてみてください。
※撮影日:2020年10月24日/25日
※空撮に関しては、国土交通省の無人航空機の飛行に関わる許可(航空法第132条第2号 航空法第132条の2第2号及び第3号)を得ております。
また道路を管理する日光土木事務所にも許可を得て撮影しております。