今回の球磨川氾濫によりSLや肥薩線やの美しい風景を当面は見ることができないかもしれません。
一日も早い復興と被害に遭われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
2020年7月7日更新
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前回の大畑駅に引き続き紹介するのは、西人吉駅付近の桜のトンネルです。
ここはSL人吉と桜を絡めて撮る有名な撮影ポイントです。
桜のトンネルで撮影するSL人吉は熊本からの下りの列車です。通過時間は12時01分ころでした。
この撮影地はこちら。
この撮影場所には駐車場はありません。付近で探す必要があります。(迷惑になる駐車はやめましょう)
またここで撮影していると列車に接触してしまう可能性もあるので、SL人吉の通過時間が近づくとJRの職員の方が巡回に来られます。
職員の方が来られると、カメラマン達一同は、「こんにちは」と礼儀正しく一斉に挨拶します。
職員の方々も、「ルールさえ守って撮影してくれれば、これも季節行事みたいなものです」、笑って応えてくれました。
若い職員さん2名でしたが、とても爽やかなで素晴らしい対応でした。
彼らのおかげで安全な鉄道が維持されているのだなと、改めて実感です。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
まずは、普通列車でテストです。
さて、いよいよ時間です。
大畑駅が最初の撮影地で後発到着組みの私は、三脚設置の場所がなく手持ち撮影です。
線路反対側に設置したα7R3をリモートでも撮影しておきました。
ちなみに、橋の上からの撮影は車の通行の邪魔になる為、禁止されています。
ここまでは、西人吉駅の桜のトンネルの紹介です。
続いては、球磨川沿いの鶴之湯旅館の前の桜のトンネルでななつ星を迎え撃ちます。
次の撮影地はこちら。
この鶴之湯旅館のすぐ横に桜の並木があり、列車が通過するとトンネルを通っているように見えます。
ななつ星は人吉駅を12時45分に発車して、13時51分ころに鶴之湯旅館を通過していきました。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
次の写真は、ローアングルからのα7R3です。
こちらは正面からのD810での撮影です。
続いては、上りのSL人吉も鶴之湯旅館を通過していきます。
最後に特急かわせみ・やませみ号です。
今年は偶然にも、ななつ星がルート変更したため、この鶴之湯旅館の前を通過してくれました。
さて、この老舗旅館の鶴之湯旅館ですが、現在は通常営業しているのですが、10年ほどの間も休業状態だったそうです。
そこを創業者のご子孫の主人がたった独りで営業を再開して今至るそうです。営業再開には相当な苦労があったと思われます。
古くはありますが、趣のある旅館は泊まってみたくなること間違いなし、しかも春にはこの桜とSL人吉(もしかするとななつ星)も見ることができます。
※実は私、大事な三脚をこの撮影場所に忘れてしまったのですが、鶴之湯旅館のご主人が自宅まで郵送して届けてくれました。
忘れる私がいけないのですが、とにかくとても親切に対応して頂いたので、絶対に親切な旅館であることは間違いありません。
ちなみに、昨年の2017年はななつ星は別ルートでしたので、豊後中川駅にて桜とのコラボを撮影しました。
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クルーズトレインななつ星in九州と豊後中川駅の桜トンネル(D850 AF追従精度、コンティニュアスAFサーボ(AF-C))
今年の桜の撮影は、九州から開始しました。場所はJR九州の久大本線の豊後中川駅です。 この豊後中川駅には、毎年桜の季節になると、桜のトンネルができ、そこを通る列車が撮影スポットになっています。 特に毎週 ...
何度撮影しても桜とななつ星のコラボレーションは、非常に美しいものです。
以上で、SL人吉とななつ星の桜のトンネルの紹介を終わります、また来年も撮影にチャレンジしたいです。
※撮影日:2018年3月30日