続いての紅葉は、京都は南丹市の龍穏寺(りょうおんじ)を紹介します。
龍穏寺は、お寺へ続く階段に落ちた散紅葉が美しくSNSでも話題になってきたスポットです。
私が訪れた時は平日の日の出前にも関わらず、階段下は全てカメラマンで埋まっていました。
しかしながら、日が出てからも十分撮影できるので、皆さん譲り合って写真撮影を楽しまれていました。
近年は、海外からの写真を趣味にした観光客が多く、譲り合った撮影が楽しめない場合が多くなってきましたが、皆さん声を掛け合って非常に楽しい撮影ができました。
龍穏寺の場所はこちら。
お寺へと登る坂道の途中に空き地があり10台ほど駐車するスペースがあります。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
前から三列目からの撮影です。
1/10秒くらいのシャッター速度の写真は手持ち撮影です。
D850では24-70mm F/2.8G ED VRにVRがあると言ってもこのくらい限界です。(5.6程度は絞りをキープしつつ)
日が昇ってくるとホワイトバランスが変わってオレンジっぽく仕上ってきました。
一歩引いて、階段の上の紅葉を入れた構図で撮影してみてもいい感じになりました。
続いては、今回の龍穏寺での撮影では、幸運にも素敵な2名の方にお会いできました。
お一人目は、人物を入れた風景写真がとっても素敵なインスタでも有名な滋賀を拠点に活躍されているryostory1124さん、
今回はこのryostory1124さんがいらしており、(たぶん)奥さんをモデルさんに写真を撮られていましたので、一緒に撮影させて頂きました。
ブログ掲載の許可も頂きましたので、紹介させていただきます。
着物のモデルさんが階段を登っていくと、風景に調和した美しさにカメラマンからいっせいに「わあっ」と声が上がりました。
龍穏寺では縦構図が定番ですが、横の構図もなかなか。
お子さんとの写真があまりに素敵だったので、掲載させていただきます。
もう一人の方は、絶景プロデューサーとしても有名な詩歩さんです。
こちらも有名な方なのに、全くそんな素振りもなくとても気さくな方で写真の掲載も許可して頂きました。
詩歩さんと言えば、ニットの帽子の後ろ姿ですよね。
とっても気さくな方で私以外の方にも写真撮影に気さくに応じていらっしゃいました。
以上で龍穏寺の紹介を終わります。
レッドカーペットのような散紅葉は噂に違わず素晴らしいものでした。(お寺の方があえて掃除をしないでいてくれるそうです)
今回の撮影は、ryostoryさんや詩歩さんだけでなく一緒に来ていた他のカメラマンの方も皆さん譲り合って撮影しておりとても楽しい撮影となりました。
近年の一億総カメラマン時代にSNSでごった返す撮影地では、稀に見る貴重な?出来事だったと思います。
私自身、思いやりの心で譲り合って撮影すれば、カメラってこんなに楽しいものなんだなって改めて認識しました。
撮影マナーって良く聞くワードですが、マナーってどこまでがマナーなのか分からない時がありますよね。
混雑する場所では「隣のカメラの構図に入りそう、大丈夫かな?」「ちょっとだけ横にずれて欲しい」など、そんなこと聞いたら図々しいかな?と思う時は沢山あると思います。
でもそんな時にちょっとだけ勇気を出して会話するだけで簡単に解決することがあります、そんな写真の撮り方が広がっていけばいいなと思っています。
※撮影日:2019年11月27日