さくらの滝から、20分ほど走ったところに、神の子池があります。
この池も美瑛町の青い池と同じく青い池ですが、この池は自然の池で、実際にこの池の上流には川はなく、この池から湧き水がでており、実際に下流に川が始まっています。
以下は、きよさと観光協会からの抜粋(http://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html)
「摩周湖からの地下水が湧き出ている山の奥にある池で、摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子」池と呼ばれています。
摩周湖が他の湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も流れ出す川も無いことです。それでいて、春、摩周湖にたくさんの雪解け水が流れ込む時期になっても水位が変わらないのは、 湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているからなのです。」
場所は、この池もGoogle Mapで「神の子池」と検索すると出てきます。
場所は、前回の記事のさくらの滝から近い場所です。
こちらも駐車場から歩いて直ぐのところです。池の前には看板があります。
小雨が降っていたので、SSを稼いで水面を滑らかにするように撮影。
ここでは水面の反射を除去するため、PLフィルターが必須です。
池の中には、魚が泳いでいました。魚にAFのピントがあわず、マニュアルフォーカスにて。
神の子池の中央部から水が湧き出ており、ここから川が始まっていました。その川がこちら。
実際は雨が降り始めた曇天でしたが、低速シャッターを切るにはもってこいなので、夢中でシャッターを切ってました。(きっと変人に見えたでしょう)
下の最後の1枚は、流木にだけピントを会わせて撮影しました。そのためには、絞りを開ける必要が有りますので、NDフィルターをつかってSSを遅くしています。そのおかげで背景も適度にボケながら、水の流れを表現できています。
※実際には緑の色も強調したかったので、PLフィルターとNDフィルターの二枚重ねです。
神の子池は、決して便の良い場所ではありませんが、美瑛の青い池とはまた違った趣で、非常に神秘的な池でした。
※撮影日:2015年8月10日