岩船寺に続いて訪れたのは、同じく京都の柳谷観音(やなぎだにかんのん) 楊谷寺(ようこくじ)です。
楊谷寺は、近年、花手水で一気にインスタ映えスポットとして有名になったお寺です。
花手水とは、寺社にある手を清め洗う場所でである手水舎(てちょうずや)に花を浮かべるという新しい発想の手水舎です。
楊谷寺のHPによると、花手水は数年前から始まりSNS等を通じて全国へ広がっているそうです。
「歴史と四季を感じられる聖地にしたい、不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を、との思いから2015年のあじさいまつりより諸所に生花を添えてきましたが、数年前の住職交代を機に定期的にお花をいれるようになりました。また花手水という名称は、本来野外で手を清める際に草花で代用した行為を言いますが、当山内では自然に花を浮かべた手水舎・手水鉢そのものを指すようになり、これがメディア・SNS等を通じ全国的に広がっています。」(HPより抜粋:楊谷寺HPはこちら)
柳谷観音 楊谷寺の公式HPはこちら。
楊谷寺の場所はこちら。広い駐車場はありますが、あじさいウィークにはかなり混雑します。(駐車場は無料でした)
それでは撮れた写真を紹介していきます。
花手水はこのようになっています。
ただし、周囲に人が居ると画角にはいってしまうので、人がいない時間帯がおすすめです。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F4.5,SS1/320sec)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F3.2,SS1/500sec)
もう少し絞りを開けてピントを狭くしていきます。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO400,F1.8,SS1/1000sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F3.5,SS1/1000sec,70m)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F2.8,SS1/500sec,62mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F3.5,SS1/800sec,70m)
微妙に構図を変えて、何度も何度も同じような写真を撮ってしまいます。
でも楽しいからいいんです♪
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F3.5,SS1/250sec)
柄杓の「そうだ京都、行こう。」にピントを当てます。
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F2.8,SS1/250sec,110mm)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F1.8,SS1/1250sec)
こちらは、あじさいの花びらにピントを。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F2.5,SS1/800sec)
今度は龍の口にピントを。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F2.8,SS1/400sec,70m)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F3.5,SS1/320sec)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F4.5,SS1/5000sec)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F1.8,SS1/1250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F1.8,SS1/400sec)
花手水を上から撮影すると、このようになります。
花手水は容器はかなり大きいので、重い一眼レフで撮影するためはかなり背伸びが必要でした。(リモコンでシャッターを切りました)
私は身長が172cmありますが、背伸びしてギリギリこのが画角でした。女性にはちょっと厳しいかもしれません。(軽いスマホならなんとかなるかもです)
D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO250,F1.4,SS1/2500sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F2.8,SS1/160sec,35mm)
「そうだ京都、行こう。」のキャッチコピーはJRのポスターを思い出します。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO800,F6.3,SS1/400sec)
今度は反対側から。
D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO500,F6.3,SS1/100sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/125sec,70mm)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO400,F2.5,SS1/400sec)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO250,F1.8,SS1/160sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F3.5,SS1/1000sec,58m)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F3.5,SS1/800sec,58m)
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F1.8,SS1/1000sec)
花手水の石でできた容器の下には、こんな銅像が四隅にいました。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO500,F2.2,SS1/50sec)
楊谷寺には花手水の他にも沢山のあじさいがありました。
あじさいに囲まれた階段です。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/1250sec,35m)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/1250sec,24m)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F5.6,SS1/1000sec,35m)
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,2.8,SS1/200sec,14mm)
こんなオシャレなベンチもありました。
D850 +AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (ISO200,F2.5,SS1/160sec)
以上で楊谷寺の紹介を終わります。
如何でしたでしょうか?
あじさいの花手水は色鮮やかでとってもフォトジェニックですよね、どこを写真で切り取ってもインスタ映えしそうです。
スマホカメラでもキレイに撮れますが、やはり一眼レフで光学的にぼかした写真はとってもきれいに見えます。
コロナ明けでしたが、沢山の人がが訪れてました。
※撮影日:2020年6月20日
2020年の秋にも楊谷寺に行ってきましたので紹介します。
秋の楊谷寺では、奥の院までじっくりと見てきました。
花手水のマップがあったので掲載しておきます。花手水は全部で5つあるようです。
入り口のすぐ左の「龍手水」は、6月の紫陽花に代わってこのように色とりどりの花で埋められていました。
紫陽花の龍手水は、紫とピンクの2色で清々しくて素敵でしたが、こちらもカラフルで目を楽しませてくれます。
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F2.8,SS1/200sec,24mm)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F6.3,SS1/60sec,35mm)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F3.5,SS1/320sec,70mm)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F2.8,SS1/320sec,70mm)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F3.5,SS1/200sec,60mm)
続けては、正門の右側にある「苔手水」です。(マップ参照ください)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO250,F4.0,SS1/160sec,50mm)
続いては、靴を抜いて本堂へ入ります。
入って直ぐのところに「庭手水」がありました。(マップ参照ください)
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO500,F2.8,SS1/250sec,66mm)
緑から赤へのグラデーションが紅葉で表現してあるというなんとも素敵な花手水です。
考え出した人のセンスが素晴らしいですよね。
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F3.5,SS1/250sec,48mm)
本堂をさらに奥の院へ進む途中に、「恋手水」がありました
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F4.0,SS1/30sec,60mm)
上書院の2階からの景色です。こちらはまだ紅葉のピークではないようでした。
明暗差が激しいので、±1EVのブラケット撮影した写真のHDR合成です。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO400,F4.5,HDR,14mm)
HDRしなかった場合の通常露出の1枚撮りとの比較をしてみましょう。
上書院から奥の院へ向かいます。どこか雰囲気のある通路を使って登っていきます。
D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO500,F2.8,SS1/25sec,38mm)
こちらが奥の院の裏側の紅葉です。こちらはちょうどピークのようで素晴らしい色をしていました。
こちらもHDRに合成しました、やはり肉眼に近い形で見えます。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO500,F7.1,HDR,14mm)
こちらも、1枚撮りとの比較です。
私はHDRには、Photomatrix Pro使っています。
明暗差が大きいシーンで1枚撮りすると黒が潰れるので、その場合はシャドウを持ちあげることになりますが、やはり画質は劣化してしまいます。
そのような時にブラケット撮影(±1EV)をしておいて、後でHDR合成をすることが多いです。
最近のカメラでは、カメラ内HDR機能もありますが、画質はやはり専用ソフトの方が良かったです。
また手持ち撮影で位置が微妙にずれてしまった場合でもゴーストの除去ができるのも嬉しいポイントです。
HDRの方法については過去記事に記載していますので、そちらも参照ください。
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次の記事でもスペインの紹介を続けていきます。 サクラダファミリアでは何枚かHDRを作成してみたので、ここで紹介してみたいと思います。 HDRの撮影方法 HDRとは、過去記事でも触れましたが、異なる露出 ...
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以上で紅葉の楊谷寺の紹介を終わります。
新緑に囲まれた紫陽花の時期も素敵でしたが、秋ならでは鮮やかな花手水の楊谷寺も素敵でした。
またお寺の随所に手入れをされている方々の心遣いを感じることができた素晴らしいお寺でした。
※撮影日:2020年11月14日