続いて紹介するのは、ご存知の方もいるかも知れません、トマムにある星野リゾートの雲海テラスの雲海です。
北海道の絶景を紹介するサイト/本などでは必ず出てくる有名なスポットです。
(追記)以下の写真は2015年の雲海テラスのフォトコンテストで入賞させて頂きました。
絶景として紹介されている景色は、太平洋産雲海といって太平洋高気圧の暖かい空気が十勝沖の冷えた海で海霧(雲海となる)を発生させ、これが日高山脈を越えてトマムにやってくるパターンの雲海で発生確率は、全体の18%だそうです。ですので、かなり希少価値のある絶景となります。
ですので、出発の前には、以下の星野リゾートのサイトの雲海予報を事前に確認してから出発することが望ましいです。(前日の15時に予報が公開)
太平洋産雲海が見れなくても、他のパターンの雲海も見ることができますので、是非チャレンジしてみてください。
雲海テラスサイト:http://www.snowtomamu.jp/unkai_terrace/
筆者も雲海予想のサイトをチェックしながら、50%の発生確率の日を狙って訪れ、太平洋産雲海を見ることができました。
※リゾートに滞在の宿泊者でなくても、ゴンドラリフトの費用(大人1900円)さえ払えば、だれでも雲海テラスに入場できます。
場所は、こちら。 ここスキー用のゴンドラが出ていますので、チケットをここで購入し、ゴンドラに乗り込みます。
このゴンドラリフトの建物の手前に無料駐車場がありますので、そちらに駐車できます。
ゴンドラの始発便は、雲海によって変わるらしく、日の出前から動いていることが多い様です。
ゴンドラの乗車時間は、15分ほどですので、遅くとも日の出の30分前には乗車しておきたいところです。
さて早速ですが、撮れた写真を紹介していきます。
まずは、日の出から。最初は、テラスは雲海に覆われているので、少しトマム山を登ります。
トマム山の山頂まで、歩いて登ることが出来ます。所要時間は約30分ほど。私は重いカメラ機材があり吐きそうになりましたが、手ぶらであれば誰でも登れる距離です。
周りは、360°雲海の絶景。。
雲海は、日の出時は高い位置にいますが、時間が経つと少しずつ雲海が降りてきます。
そのため、下山してテラスで撮影をします。
雲海の撮影では、太陽が雲の上に出ているため、露出の調整が難しいです。太陽が画面内にあるときは、他が真っ黒になってしまいます。
ですので、雲海の撮影にはリンクでも紹介したハーフNDフィルターが必須アイテムになります。雲海の撮影にいく時には必ず持参しましょう。
また、白い雲の撮影ですので、高輝度側階調優先(キャノンではD+)の設定での撮影が望ましいでしょう。
ここまでが太平洋産雲海の日の写真になります。
以下の3枚が、太平洋産雲海ではない日に撮影した写真です。それなりに迫力があり、見応えがあります。
雲海予報が、太平洋産ではなくても、思い切って訪れてみることをお勧めします。
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※撮影日:2015年8月13日