ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

日本

ありがとう、只見線キハ 新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

更新日:

只見線は、筆者が大好きな日本の原風景が残る日本屈指の鉄道風景路線です。

2020年3月で福島側の只見線は、風情が残るキハ40系から新しい機体であるキハ110系に変更になってしまいました。

新潟側の只見線は、こちらの過去記事でも2019年に撮影してきましたが、2020年の7月でキハ40の車両は姿を消す予定とのこと、引退前に撮影に行ってきました。

通称「青髭」とも呼ばれる新潟の只見線独自の青いラインのカラーリングも見納めなので、沢山のカメラマンが訪れてました。

復旧工事中の分断された路線、新潟側の只見線の絶景
復旧工事中の分断された路線、新潟側の只見線の絶景と「只見線新緑満喫号」

只見線は、筆者が大好きな日本の原風景が残る日本屈指の鉄道風景路線です。 しかし、只見線は、2011年7月の新潟・福島豪雨の際の増水で3つの橋が破壊されて、会津川口~只見町間の27.6kmが普通となって ...

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最初に紹介する撮影地は、越後須原~上条間の俯瞰ポイントです。

山菜とるなの看板の奥から、山側に登る道があります。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

斜面はちょっと急ですが、徒歩で5分ほどで撮影スポットの鉄塔にたどり着きます。(斜面が急なので、滑り止めのある登山靴などがあると良いです)

午後の13:40分頃、只見方面行きでケツ打ちですが、順光です。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D500 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO250,F9.0,SS1/800sec,24mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/4S (ISO400,F10.0,SS1/500sec,57mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO500,F9.0,SS1/400sec,70mm)

翌日の快晴の日には、浅草岳もしっかり見えました。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F11.0,SS1/500sec,24mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F9.0,SS1/320sec,45mm,trim)

続いては、新潟側の只見線でも最も人気のあるスポットの1つ、入広瀬です。

入広瀬は、破間川(あぶるまがわ)が作り出した渓谷と水田のコラボが美しい撮影スポットです。

まずは入広瀬を俯瞰するスポットから。

この撮影地は午後から順光、撮影時刻は17:40分ころですが、6月は日が長く全く問題ありませんでした。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO640,F5.0,SS1/1600sec,102m,trim)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F6.3,SS1/1000sec,135m)

もう少し望遠でも撮影していました。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO500,F6.3,SS1/800sec,350mm,trim)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO500,F6.3,SS1/800sec,350mm,trim)

こちらは始発の6時台の列車です、小出方面行きなので逆光ですが、朝靄の中を進む列車が撮影できます。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO250,F8.0,SS1/800sec,400mm)

空撮した写真からも、入広瀬が絶景であることがよく分かります。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/320sec)

続いては、入広瀬の田んぼの真ん中にある踏切りから。

撮影日の最終日になって、6月には珍しい雲一つない快晴に恵まれました。

道路沿いに咲いているのは、ノアザミ。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F13.0,SS1/320sec,24mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/4S (ISO400,F8.0,SS1/800sec,58mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F2.8,SS1/8000sec,135mm)

これらは、3台異なるカメラでシャッターを切りました。

このWR-10は、D810のレリーズに差し込むアダプターのWR-A10とコントローラーがセットになった商品です。

このWR-10は電波式なのでキャノンの赤外線式と異なり、指向性に悩むことはありません。ニコンユーザならではの特権です。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F2.8,SS1/3200sec,135mm,trim)

空撮するとこのような感じです。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/320sec)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/320sec)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/320sec)

続いては、大白川駅周辺です。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F6.3,SS1/2000sec,42mm)

続いては、大白川駅の俯瞰ポイントのこちら。

撮影時刻は、夜の雰囲気が出始める19時頃です。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850+AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F16.0,SS1/6sec,185mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO800,F14.0,SS1/5sec,400mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO800,F14.0,SS1/5sec,400mm,trim)

続いては、大白川駅を少し超えた所にある、踏み切りの俯瞰ポイントです。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F6.3,SS1/1600sec,48mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F6.3,SS1/1250sec,135m)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F14.0,SS1/200sec,40mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+FTZ+AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F8.0,SS1/800sec,130mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+FTZ+AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F8.0,SS1/800sec,130mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+FTZ+AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F8.0,SS1/1000sec,130mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F11.0,SS1/1600sec,45mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F6.3,SS1/640sec,130m)

こちらも空撮しました。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/400sec)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

Mavic 2Pro Hasselblad L1D-20c (ISO100,F5.6,SS1/400sec)

続いては先の踏み切りのポイントをさらに超えて田子倉方面を向かったポイントです。

橋の上から線路を真っ直ぐに見通せるポイントです。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F6.3,SS1/800sec,135mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F6.3,SS1/1600sec,70mm)

通過後は、橋の反対側に移動して撮影しました。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F6.3,SS1/800sec,70mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F6.3,SS1/500sec,86mm)

最後に紹介する撮影ポイントは、旧田子倉駅駅周辺です。

撮影スポットは、無料休憩所を目標に進みます。

無料休憩所の駐車場から田子倉湖に降りる道があります。(白い看板の左)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

道路の下をくぐると直ぐに撮影ポイントです。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+Mavic 2 Proドローン空撮)

田子倉湖の湖面は少しでも風が吹くと、波が立ってしまいリフレクションはせず、初日は惨敗でした。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F8.0,SS1/640sec,38mm)

翌日のリベンジでは、なんとかリフレクションしてくれました。

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO400,F11.0,SS1/200sec,17mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F11.0,SS1/400sec,38mm)

ありがとう、只見線キハ、新潟側の只見線の絶景(+ドローン空撮)

Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/4S (ISO400,F8.0,SS1/640sec,58mm)

以上、如何でしたでしょうか?

只見線の青髭のキハ40と新潟の田園、渓谷が織りなす風景はまさしく日本人の心の原風景のようでした。

ちなみに今後このキハ40の機体は、2020年7月で役目を終えてタイに売却され、これからも現役で活躍するそうです。

残り期間は少ないですがまだ見ることができるので、ぜひ訪れてみてください。

※毎日、午前の運行と午後の運行で、「ラッピング+青髭」の車両と「青髭+青髭」に車両が順番に入れ替わります。

※撮影日:2020年6月6~8日

※空撮に関しては国土交通省の無人航空機の飛行に関わる許可(航空法第132条第2号 航空法第132条の2第2号及び第3号)を得ております。

福島側の只見線の風景も素晴らしいので、こちらもご覧ください。

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