前半に続いて、後半の撮影ポイントを紹介していきます。
後半の最初のポイントは、逆さアシニボイン山が撮影できる小さな池のスポットです。
場所はこちらです。
Google Mapではトレイル(登山道)見えないので、がアシニボインのトレイルマップ上に示しますと、赤の矢印の星印の場所になります。
2つのトレイルのちょうど中間にあり、獣道でどちらからもアクセス可能です。
それでは、撮れた写真を紹介していきます。まずは日の出の時間から。
刻々とその姿を変えていきます。
パノラマ画像です。この日は快晴で雲一つない日です。
こちらは、同じカットを雲のある日に撮影。
やはり雲があったほうが、空に動きがあり絵になります。
もちろん、夜には満点の星空。
天の川の撮影では、20mmと24mmを使用しました、
特に24mmのF1.4の明るさは格別です。
続いては、Lake Magogの湖畔の撮影ポイントです。
Lake Magogのテント場から南に5分ほど下った場所にあります。
上述のトレイルマップでは、青の矢印の星印の場所になります。
こちらでの景色も素晴らしいものでした。
まずは日の出の写真から。
上述の逆さアシニボインの池にカメラをタイムラプスでセットして放置し、こちらの撮影ポイントに移動して同時撮影しました。
アシニボインでの滞在は、2泊3日つまり日の出のチャンスは2回のみ。限られたチャンスをすべて使い切る為には、色々と工夫が必要でした。
まずはトレイルから付近からLake Magogを見下ろした写真がこちら。
湖畔に降りると、こちらでも逆さアシニボインが撮影できました。
こちらは、目の前にアシニボイン山がそびえ立っているので、その迫力に圧倒されます。
湖畔に降りと同時にて、湿気でしょうか、突然PLフィルターが曇りだしました。
終いには、保護フィルターも曇りだし、すべて外して生レンズにて撮影。
徐々に日が昇っていきます。
こちらは、別の日に撮影。
続いては、その他のトレイルの途中での写真を紹介します。
逆さアシニボインの池から少し、アシニボインロッジ側に移動した場所です。
続いては、アシニボインロッジの前からの風景。
手前に湖畔へ降りるトレイルも見えます。
最後には、アシニボインロッジの周辺から。
アシニボインロッジの前で、現地で知り合ったB.C.州から来たスコット家族と記念写真。

D810 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO125,F6.3,SS1/400sec)
スコットはワンダーパスという南へ向かうトレイルに向かったとのこと。
彼からもらったワンダーパスの終点、マーベル・レイクの眺めです。こちらも片道2時間ほどかかる長距離のトレイルです。
最後に、Mt.Shark Helipadへ戻るヘリコプターからの眺めです。
有り難いことに助手席に乗せて頂きました。
徐々に上昇していきます。
窓越しの撮影ですので、機内の映り込みが発生したので、それはPLフィルターでキャンセルしました。
右下の見えるのは人です。
実際には、ヘリコプターは傾きながら飛行していたので、角度などはトリミングで調整です。
最後にアシニボイン州立公園で撮影した写真を、お馴染みのタイムラプスにまとめました。
面倒なので毎回同じようなカットと同じようなサムネイルにまとめます。(手抜きです。。)
以上で全てのカナディアンロッキーの撮影旅行の紹介を終わります。
昼は撮影、夜も撮影、重い機材の持ち運び、ということでかなり体力と気力を消耗した旅でした。
ケガあり、忘れ物あり、体力の限界もあり、「もう無理」と何度思ったことでしょう。
しかしながら、特にアシニボイン山の景色は、今思い出しても感動するほどの絶景でした。
このアシニボインは日本でこそ知名度は低いですが、世界有数の絶景であることには間違いありません。
特に二ブレットの丘の前に広がるアシニボインとサンバースト山とのコラボレーションは、本家スイスのマッターホルンを凌ぐ絶景に違いないと思います。
更にヘリコプターでしか行けない場所でもあるので、秘境のようで非常に達成感のある旅にすることできました。
地球の撮り方、一押しの絶景スポットです。
※撮影日:2018年7月11日~13日