今回は、熊本県の菊池渓谷の紹介です。
菊池渓谷は、熊本空港から1時間ほどの距離にある水流豊かな渓谷で、日本名水百選や日本の滝百選にも選ばれている有名な渓谷です。
特に7月から8月の早朝に現れるという朝日が生み出す光芒は、毎年多くのカメラマンを集めています。
菊池渓谷のホームページは、こちら。http://kikuchikeikoku.jimdo.com/ 熊本空港からは、車で約1時間の距離のところになります。場所はこちら。
光芒は、6時半頃から、菊池渓谷の広河原という場所から、下流のほうに移動します。ですので、まずはカメラマンは広河原で待ち受けます。
最初の光芒の写真がこれです。時間は6時半ころです。
光芒は左から広がりやがて全体に広がりました。
ここでの撮影の重要なポイントはハーフNDフィルターの活用です。下の絵のように暗い部分を下にすることで、水の流れの白がサチる部分を抑えることができます。
※ハーフNDの絵はイメージですので、実際には境界のなだらかな(ソフト)を使います。
今回、使ったハーフNDフィルターは、こちら。
但し、サイズが大きくは、フルサイズ用には、現在こちらを愛用しています。100☓150の持ちやすいサイズで使い易いです。
6時50分頃、下のように光が強くなり、水面がギラギラしてきたら、広河原の撮影の時間はおしまいです、徐々に下流に移動しましょう。
こちらは最初の撮影ポイントから少し下った場所です。
まだまだ光芒は楽しめます。
広河原を下って天狗滝での光芒です。時間は、8時半頃です。
さらに下流に下って、黎明の滝です。9時頃。
光芒タイムが終わると虹が出現します。
一番したの駐車場付近の道路の橋の下の滝、9時半頃です。
この虹を見た時に一緒にいたカメラマンは、今から黎明の滝にもどると虹が出ている頃だとおっしゃって、また昇っていきました。菊池渓谷には光芒以外にもたくさんの美しい光景があるようです。
最後に、この菊池渓谷での撮影の重要なポイントをまとめてみました。
場所取り
ベストな構図の場所に三脚を立てれる人数は限られています。日の出時刻よりかなり早めに現地到着しておくと良いでしょう。
防水対策
菊池渓谷は水量多いため、ウェーダーの着用をオススメします。また光芒の撮影のベストな場所が取れないと徐々に川の中に追いやられます。最低でもひざ上までの防水をオススメします。
上部な三脚
川の中に三脚を立てますので、水流が足にあたり振動を拾います。少しでも足の太いしっかりした三脚が良いでしょう。
ハーフNDフィルター
太陽光の川面への反射を抑えます。
この日は、台風の直前で天気も良く、非常に強い光芒が出たと皆さん大変満足でした。また、プロカメラマンの方も来れられてました。名前は失念。。とにかく、写真好きには絶対にオススメの菊池渓谷でした。
※撮影日:2015年7月25日
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2018年5月、レアルインターナショナル株式会社様より、当ブログの菊池渓谷のポスターが発売になりました。