鶏足寺の紅葉に続いては、同じく滋賀県の近江八幡市にあり教林坊(きょうりんぼう)のもみじ祭りを紹介します。
教林坊は、605年に聖徳太子によって創建されたとされており。「教林」の意味は、聖徳太子が林の中で教えを説かれたことに由来するそうです。
この教林坊は、毎年の秋に、もみじ祭りとしてライトアップを行っており、このように絨毯のようにもみじは圧巻です。
教林坊は年間を通じて、土日祝日のみ拝観可能ですが
秋には秋の特別拝観として、2017年は11/17~12/17の期間に、毎日休み無く公開しているようです。
拝観時間は9時半から16時半まで(大人500円 小中学生200円)です。
また、ライトアップは11/17(土)~12/10(日)の期間に実施され、17時半~20時(19時半受付終了)となっています。
昼間に拝観してライトアップを見る方は、一度退場する必要があるそうです。
そんな教林坊の場所はこちら。駐車場は大きくはありませんが、20台ほどは駐車できそうでした。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
教林坊は三脚と一脚の持ち込みが禁止されているので、色々と工夫をしないと撮影が困難です。
まず最初には、カメラバッグの上にカメラを置いての長時間露光です。(これは平日で人が少ないから実施できた技?かもしれません)
続いては、木の杭の上にカメラバッグを載せて、さらにその上に肘をついてカメラを構えての撮影です。
ISO感度は上げて手持ちできる限界のシャッター速度で撮影しました。
ただ、今回撮影して失敗したのが、ハイライトの白飛びです。
ライトアップの光と地面のもみじの明暗が激しすぎるため、ライトアップの光部を白飛びしていました。
露出を+1~2ほどに設定するともみじの色が赤くしっかり出ることに気を取られて、白飛びエリアが大きすぎることに撮影時に気づいていなかったことです。
反省点としては
・ヒストグラムをしっかり見る。
・このように条件ではハイライト重点測光にする。
などが挙げられます。
以下の写真はキャノンの5Dで撮影しました。
こちらは高輝度側諧調優先(D+)に設定していたの為、ハイライト部が比較的諧調が残っていました。
ちなみに、キャノンのボディでニコンのFマウントレンズを装着しています。
その為に使用したアダプターはこちら。
絞りはマニュアルフォーカスとなりますが、ニコンの広角の神レンズ、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8Gを使うことができます。
最後にパノラマ合成です。
先ほどのカメラバッグを使った技?を使って、手持ち撮影の2枚をパノラマ合成です。
以上で教林坊の紹介を終わります。
こちらの撮影のコツとしては、平日に行くこと、これに尽きると思います。
もしくは、受付終了間際の19:30頃に入場することで、人のいない状態の撮影ができると思います。
今回はライトアップのみの撮影でしたが、来年は昼間の撮影にも訪れてみたいです。
※撮影日:2017年11月30日