今年、2107年最後の紅葉は、京都の宇治にある平等院鳳凰堂のライトアップを紹介します。
2017年の今年は、平等院鳳凰堂は平成の大修理以降初となるライトアップを15年ぶりに開催しました。
この様子があまりに美しくSNSでも評判になりましたので撮影に行ってきました。
まずは平等院鳳凰堂に訪れるなら、こちらの宇治駐車場がスペースが大きくてオススメです。
周囲のコインパーキングはどこも空いておりませんでした。
ライトアップ時の入場は多少混雑するようで、19:30ほどに訪れましたが、10分ほど並んで待ちました。
今年の夜間特別拝観の情報は以下の通りです。
2017年の開催日は、11月18日(土)、19日(日)、23日(木・祝)、24日(金)、25日(土)、26日(日)、12月1日(金)、2日(土)、3日(日) でした。
拝観の時間は受付18時00分〜20時00分 (20時30分閉門)
拝観料は大人 600円、中高生 400円、小学生 300円
それでは撮れた写真を紹介していきます。
原則として三脚は使えませんので、長時間露光は周囲の柵の杭を使ったりカメラバッグの上において行いました。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,F6.3,SS10.0sec)
周囲に柵がなかったり、高さが必要な場所では手持ち撮影が必要になります。
手持ち撮影(1/ 5秒)、ISO感度2500だとこの程度の画質です。
D850なので画質はなんとか持ちこたえている感じです。
正面からの撮影には長蛇の列ができており、10分~15分ほど待つことになりました。
正面のエリア(幅数メートルほど)では、3~5分ほど滞在でき時間がくると、強制的に交替させられるしくみになっていました。
続いては、キャノンの5D Mark4での撮影です。
今回の撮影においては、キャノンのボディにも関わらず、ニコンのFマウントレンズを装着しています。
その為に使用したアダプターはこちら。
絞りはマニュアルフォーカスとなりますが、ニコンの広角の神レンズ、AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8Gを使うことができます。
キャノンの絵作りは、過去記事でも紹介したようにニコンのような派手さはありませんが、キャノン特有の長い光芒がキレイにでています。
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ニコンのレンズを使っているのに、キャノン特有の長くてキレイな光芒が出ています。
光芒の美しさは、レンズの絞りの羽の枚数や円形絞りかどうかなどに起因するというのが一般的な解説です。
しかしながら、ニコンのレンズを使ってもキャノンのような光芒が得られるということが、今回分かりました。
これはつまり、光芒の形状や美しさはレンズだけではなくボディにも起因するということだと思われます。
様々なことを考えて自分のつかうメーカを選んでいきたいですね。
最後に、14mmの広角端で撮影した平等院鳳凰堂です。
以上で、平等院鳳凰堂の夜間特別拝観(ライトアップ)の紹介を終わります。
平等院鳳凰堂の本当に不死鳥が翼を広げたような整えられた美しさに驚きました。
清水寺が今年の2017~2021年まで大改修の工事に入ってしまいましたので、過去記事のようなライトアップはしばらく見ることができません。
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ですので、それまでは平等院鳳凰堂のライトアップが清水寺に替わるライトアップの名所になるかも知れませんね。
※撮影日:2017年12月3日