最近では日本の記事が増えてきて、ブログのタイトルとは異なり「日本の撮り方」になってきているので、久しぶりに海外に撮影に行ってきました。
今回の撮影場所は、カナダのカナディアンロッキーのあるバンフ国立公園です。
まずはカナディアンロッキーのモレーン湖にてタイムラプス動画を作成してみましたのでご覧ください。
今回訪れたのは、カナディアンロッキーのバンフ国立公園では絶対に訪れたい名所、モレーン湖、ルイーズ湖、ペイトー湖です。
最後にはカナディアンマッターホルンと呼ばれるアシニボイン山を訪れました。
最初の記事では、カナダへの飛行機、レンタカーなどの準備物について、説明します。
1:飛行機
飛行機は、エアカナダを使いました。(https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home.html)
※2017年からは名古屋セントレアからバンクーバーへの直行便も就航しています。
カナディアンロッキーへの最寄り空港は、カルガリー空港になります。
今回は、セントレア→成田→カルガリー のエコノミークラスの往復で、費用は約16万円/人でした。(サーチャージ費用など込み)
予約した時期はは2か月以上前でしたが、さほど安いとは言えない金額です。
機体は、エコノミー席でもUSB充電がついていましたが、さほど新しい機体ではありませんでした。
しかし、東京からカルガリーへ直行というとても便利でした。
2:レンタカー
カルガリー国際空港からは、下の絵の様に2時間ほどでレイクルイーズに到着可能です。
場所から場所への移動はやはりレンタカーがもっとも簡単です。
今回は、エアカナダで予約するAvisレンタカーのページへの誘導ページがあったので、そのまま予約しました。
下の絵のようなミニバンを7日間レンタルし、480カナダドル(40,000円相当)です。
実際には最新のトヨタのシエナが配車されました。
シエナは日本人には馴染みがありませんが、大柄なアメリカ人のための非常に大きなファミリーバンです。
レンタカーのドライブ中はこのような景色を見ることができます。
広大な海外の風景を自分の運転で走るのは、風景を味わっているような感じです。
今回は、ホテルとこのシエナでの車中泊を併用しました。
日本においても、夜中にも星を撮影したりする私達カメラマンは、ホテルに泊まるメリットが少ないので、キャンプ場などで車中泊で済ますことが多いです。
今回は主にバンフ国立公園に滞在しましたが、治安も良く、車中泊に大きな問題はありませんでした。
7月ともなると夜でも気温もさほど低くなく寒さも問題ではありませんでした。
※レンタカーを借りる際の国際運転免許証の持参を忘れずに
3:SIMカード
海外旅行ではポケットWifiをレンタルすることが一般的になってきましたが、今回はSIMカードを購入することにしました。
ポケットWifiは、それ自体の充電状態も気にしないといけないこと、若干の持ち運びの負担になること、自分の携帯がSIMフリー携帯であること、などからカナダでも使えるSIMカードのFIDOを選びました。
FIDOはカナダでの留学生やワーキングホリデーの人達にかなり実績があるようなので、安心して使用することができました。
カード自体の購入費が約2100円と、事務手数料2000円、30日のデータ料金が78カナダドル(6600円相当)で、合計約1万円ほどでした。
実施には、SIMカードはすぐに手元に届き、開通手続きも簡単に実施することができました。
開通の登録はこちら(https://www.studyoversea.jp/contact_fido/)
SIMカードのサイズも、通常、マイクロSIM、ナノSIMと3種類のサイズが指で簡単に切り取りできる仕組みとなっていました。
現地のカルガリー空港に到達して、SIMカードを交換するとスムーズに電波が開通しました。
4:クレジットカード
カナダでの支払いはクレジットカードが便利で、ほとんどの支払いをクレジットカードで済ませました。
レストランなどの支払い時に、カードを希望すると小さな端末にカードを挿すように言われ、操作して支払いを済ませます。
クレジットカードの暗証番号を忘れている方は、しっかり調べてからいきましょう。
チップの料金も、この支払い端末で10%、15%、20%などの選択肢から選択するだけですのでとても簡単です。
AmericanExpressは使用できないお店がありましたので、VISAが確実です。
5:ガイドブック
カナディアンロッキーの風景写真を撮る方にはオススメです。
撮影ポイントへの行き方が所要時間がかなり詳しく書かれています。
こちらもバンフの街のお店情報など非常に詳しく書かれています。
6:Googleオフラインマップのダウンロード
最後に、Google オフラインマップのダウンロードを強くオススメしておきます。
先日のように、FIDOの現地SIMカードを入手しておくことをオススメしましたが、実際にはバンフ国立公園では電波の入る場所は少ないです。
電波がないと、これから紹介する多くの撮影スポットやもちろん登山の途中にも現在地を確認することが困難となってしまいます。
そこでこのGoogleオフラインマップを使うと、いつでも現在地を確認することができます。
方法はとても簡単です。GoogleMapのアプリを起動し、左にスワイプし、「オフラインマップ」をタップします。
ダウンロードしたい地図のエリアを選択し、「ダウンロード」をタップするだけです。
ちなみに、このオフラインマップは、日本では使用できません。(契約上の制限だそうです)
それでは、次のページからカナディアンロッキーの風景を紹介していきます。