2つ目に紹介する場所は、バンフ国立公園(Banff National Park)のレイクルイーズ(Lake Luise)です。
レイクルイーズはカルガリー国際空港から車で約2時間ほどの距離にある湖です。
レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の4女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しているそうです。
そんなレイクルイーズは氷河の雪解け水によってエメラルドグリーンに染まり、カナディアンロッキーの宝石とも呼ばれるそうです。
これが宝石と呼ばれるのも、ビッグビーハイブ(Big Beehive)からのレイクルイーズを見てみると納得がいきます。(Beehive:ハチの巣)
レイクルイーズの場所はこちら。
駐車場は大きいのですが、レイクルイーズはメジャーな観光スポットなので、土日はかなり混雑するので早めに到着することが望ましいです。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
まずは、駐車場から歩いてすぐのレイクルイーズ正面から。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F8.0,SS1/200sec)
向かって左側にある小屋がレンタルボートです。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F8.0,SS1/125sec)
後方にそびえるのは、マウント・ビクトリア(3464m)です。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO64,F8.0,SS1/500sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO64,F8.0,SS1/125sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO64,F10.0,SS1/160sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO64,F8.0,SS1/200sec)
24mmで撮影した画像をパノラマ合成しました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F8.0,SS1/400sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F8.0,SS1/320sec)
そして、このレイクルイーズ正面から絶景スポットであるビッグビーハイブ(Big Beehive) (2270m)に歩いていきます。
ビッグビーハイブまでの所要時間は人によりますが登りに4時間ほどかかります。下山には1.5時間で合計5.5時間ほどかかります。
非常に時間と体力が必要ですので、それなりに準備と覚悟が必要です。
ビッグビーハイブの場所はこちら。
レイクルイーズを左にみて、登山開始です。下の写真で、家族連れが歩いている道です。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO125,F10.0,SS1/500sec)
レイクルイーズから1時間40分ほど歩くと、途中のミラーレイクに到着します。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F10.0,SS1/125sec)
この正面に見えるハチの巣みたいな大きな岩がビッグビーハイブです。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F10.0,SS1/125sec)
こちらがミラーレイク(Mirror Lake)正面での地図です。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F10.0,SS1/5sec)
このミラーレイクからさらに1.3Kmほど歩きます。
登っている途中に、マウント・ビクトリアから「ドーン」という凄まじい音が何度も聞こえてきました。
恐らく氷河が溶けて落下している音だと思われます。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F10.0,SS1/640sec)
レイクアグネス(Lake Agnes)に到着しました、こちらも氷河でできた湖のようです。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F22.0,SS1/6sec)
ここにはティーハウスというお茶が飲める休憩所があるのですが、行列ができていてかなり混雑していました。(ここはクレジットカードは使えません)
日本の登山道と違ってインフラが整ってなく、途中に水道や自動販売機は一切ありませんので、要注意です。
その代りレイクアグネスの池の水は飲めるそうで、私は池の水を飲んでました。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.5/SS1/250sec)
「なんかくれよ~」ここのリスは全く人間を恐れていないようでした。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.5/SS1/125sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.5/SS1/125sec)
ここからレイクアグネスを周回するように歩いていきます。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F7.1,SS1/800sec)
ここからがビッグビーハイブに登るため、このように急に傾斜がきつくなります。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F7.1,SS1/320sec)
それでもビッグビーハイブを登りきると、山頂ではこの絶景が待っていました。
下方に見えるのは、カナディアンロッキーで最も豪華なホテル、シャトー・レイク・ルイーズです。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F7.1,SS1/200sec)
ここまで重い70-200mmの望遠レンズを背負ってきた甲斐がありました。。
本当に重くて吐きそうでした。。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F7.1,SS1/200sec)
広角レンズではこの絶景です。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F7.1,SS1/640sec)
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F7.1,SS1/400sec)
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F7.1,SS1/400sec)
ボートを真上から見下ろしているので、その高さと角度が分かると思います。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F7.1,SS1/250sec)
下山の途中では、プレーリードッグにも遭遇しました。
やはり70-200mmを持っていて良かったです。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F3.2/SS1/1600sec)
可愛い顔してますね。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F3.2/SS1/1250sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.5/SS1/250sec)
私の場合は思い機材をもって登山したので、下山してきた時にはすでにへとへとでした。
しかしながらビッグビーハイブからの眺めはその価値に値するものでした。
ビッグビーハイブまで行けなくてもリトルビーハイブという選択肢もありますが、こちらもかなり時間がかかります。
しかし登山をしなくても正面のレイクルイーズにだけでも素晴らしい風景でしたので、是非ともレイクルイーズに訪れてみてください。
※ビーハイブやリトルビーハイブなど登山を検討されている方は、こちらを参考にしてみてください。
秋山 裕司,石塚 体一 株式会社クラックス・パブリッシング 2011-04-08
※撮影日:2018年7月9日