今回紹介する場所は、京都市の北部の鞍馬にある貴船(きふね)神社を紹介します。
貴船神社は全国に約450社ある貴船神社の総本社であるそうで、地域名の貴船「きぶね」とは違い、水神を祀っていることから「ふ」が濁らず「きふね」神社と呼ぶそうです。
この貴船神社のライトアップがあるということで、撮影に行ってきました。
貴船神社のライトアップのスケジュールは、このようにフェイスブックで告知されていました。
2018年5月は、
12日(土)、13日(日)、20日(日)、26日(土)、27日(日)でした。
ライトアップは、階段脇の灯篭が点灯し、時間は~20時です。
実際には17時頃から点灯し始め、20時10分頃に消灯しました。
そんな貴船神社の場所はこちら。
貴船神社の問題はアクセスです。
ライトアップの時間に訪れる場合は、すでに多くの観光客はかえっているため、本宮横の駐車場にも止めることができました。
駐車料金は500円/2時間と安いです。ただし、約6台ほどしか駐車できません。場所はこちら。
昼間の混雑時は、本宮よりかなり下になりますが、臨時駐車場ができており、なんだかんだで駐車することができました。
ただし、こちらは1000円/回と若干高めの料金でした。
電車でくる場合は、叡山電鉄の貴船口でおり、バス(160円)、徒歩で5分ほどです。
それでは早速撮れた写真から紹介していきます。
到着した時間は、17時過ぎでしたが、すでに灯篭は点灯していました。
なお、階段の下は通行の邪魔となるので三脚は禁止ですので、ほぼISO感度を上げて手持ちで撮影することになります。
D810 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO1250,F2.8,SS1/200sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO5000,F5.6,SS1/80sec)
この最初のカットは、ISO5000で撮影しました。
細かいデティールは失われていますが、流石D850です、作品として使えるレベルだと思います。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO1600,F3.5,SS1/40sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F2.8,SS1/60sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO3200,F2.8,SS1/80sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO2000,F2.8,SS1/100sec)
少し露出を落として撮影すると雰囲気がでます。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO2000,F2.8,SS1/160sec)
望遠域でも絵になります、こちらは145mmです。
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO3200,F2.8,SS1/80sec)
こちらは階段の中腹からです。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F2.8,SS1/125sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F5.6,SS1/50sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F4.5,SS1/100sec)
近くの川床の様子も風情があります。
D810 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F3.5,SS0.4sec)
偶然にも着物姿のカップルさんからスマホで撮影を依頼されたので、私からも撮影をお願いしました。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1600,F2.8,SS1/80sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1600,F2.8,SS1/80sec)
こちらのカットではお互いに向き合っているのがとても微笑ましいです。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1600,F2.8,SS1/50sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1600,F2.8,SS1/60sec)
写真は後日、お二人にお送りさせて頂きましたが、気に入ってもらえたようで良かったです。
徐々に日が暮れていきます。
暗くなってきますので、絞りは開放で手前の灯篭にピントを合わせたものです。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F2.8,SS1/60sec)
今度は奥の門の付近にピントを合わせました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO2500,F2.8,SS1/80sec)
今度は、若干絞ってF5.6で撮影しました。ただし、ISOは6400まで上げる必要がありました。
この時のシャッタースピードは1/50秒です。
手振れ補正のついているNikkor 24-70mm F/2.8G ED VR であれば24mmでこの速度くらいであれば安全と判断しました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO6400,F5.6,SS1/50sec)
どうでしょうか、ISO6400でも使える写真です。D810ではありえなかったことだと思います。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO3200,F2.8,SS1/50sec)
D810でも撮影を行いましたが、露出は落としてISO感度の上限は1250程度に留めました。
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1250,F2.8,SS1/125sec)
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1250,F2.8,SS1/160sec)
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO800,F2.8,SS1/80sec)
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1250,F2.8,SS1/40sec)
D810 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO1250,F2.8,SS1/40sec)
時刻も20時付近になると人もほとんどいなくなりますので、三脚を使って撮影を始めました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F8.0,SS0.5sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F8.0,SS0.5sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F2.8,SS1/8sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F11.0,SS2.5sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F11.0,SS2.5sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F2.8,SS1/8sec)
さらに20時には門が閉じました。
沢山いたカメラマンも、もう私の他には誰もいません。
門が閉じた貴船神社の写真はあまり見かけませんが、私はこの門が閉じた姿もとても美しいと感じました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F8.0,SS1.3sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F2.8,SS1/6sec)
300mmで切り取ってみます。
D850 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO800,F2.8,SS1/8sec)
D850 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO800,F2.8,SS1/13sec)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F10.0,SS1.3sec)
最後のこのカットは、なんとなく異世界に繋がっていく道のようにも見えます。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F5.6,SS1/4sec)
以上で貴船神社の紹介を終わります。
貴船神社は小さい神社ではありましたが、鞍馬の山奥で川床もあり、非常に気持ちの良い場所にありました。
昼間は人のいないカットの撮影は非常に難しいので、写真が目的の方は早朝かライトアップの夕暮れ時以降に訪れたほうが良いと思います。
今度は雪の降り積もったカットも撮影してみたいので、冬に訪れてみよう思います。
※撮影日:2018年5月20日