続いては、新倉山浅間(あらくらやませんげん)公園を紹介します。
新倉山浅間公園では、富士山と5重の塔と桜という三拍子揃った絶景を見ることができる人気の観光、撮影スポットです。
長い階段を登り切った頂上の忠霊塔から見る景色は、まさしくTHE JAPANな素晴らしい景色でした。
新倉山浅間公園の基本情報はこちらの山梨県富士吉田市のサイトで詳細が確認できます。
公園の場所は河口湖から車で20分ほどのこちらです。
無料の駐車場がありますが、遠くの小学校に車を止めてバスでの移動に変更になっていました。
今年からは忠霊塔と富士山を見渡せる場所に、柵が設置されていました。落下防止かも知れませんが、ローアングルで撮影するにはちょっと邪魔になります。
※令和4年2月から展望デッキができております。桜まつりの期間中はAM6時から8時は予約が必要な時間帯となっております。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
撮影したのは手前の桜に光が回ってくる7:30頃になります。
5Dmk3 + EF24-70mm F2.8L IS ii USM (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
駐車場と柵の追加以外には大きな変化はなかったように思いますが、ここもメジャーなスポットになってきた様なので、今後も色々と制限が厳しくなってくるかも知れません。
今回、忠霊塔を撮るにあたりティルトシフトレンズが活躍しました。こちらが通常のレンズ(EF24-70mm F2.8L)で撮影した場合ですが、レンズを上に向けてあおっているので、塔が先すぼみに歪んでいます。
対して、ティルトシフトレンズで撮影した写真がこちらです。
ちょっと分かり難いかもしれないので、横に並べてみますとよく分かります。左が通常のレンズで右がティルトシフトレンズです。
ティルトシフトの方が、塔の形状が正しく表現されているのが分かると思います。今回仕様したキャノンのティルトシフトレンズはこちら。
ティルトシフトの効果については過去記事(サクラダファミリア…)にまとめていますので、こちらもご覧ください。
ニコンの場合は、こちら
以下は、2015年の記事です。2015年は、午前10時頃に撮影したので、すでに日が高く空の青色が霞んでいますね。
勝間薬師堂のしだれ桜を見た翌日、ちょうど新倉山浅間(あらくらやませんげん)公園の忠霊塔の桜も見頃を迎えているとのことで、行ってきました。
長い階段を登り切った頂上の忠霊塔から見る景色は、まさしくTHE JAPANな素晴らしい景色です。
11時ころに到着したときは、富士山に雲が掛かっており1時間ほど待っていると、12時過ぎにようやく富士山が晴れてきました。
この赤色の塔が忠霊塔で、第一次世界大戦の戦死者を祀った塔とのことです。
この日本的風景を一目見ようと沢山の外国人観光者が訪れていました。そのような中、途中の神社では以下の絵馬を発見。
Long Live The Kind of Thailand タイの王様が長生きしますように。タイの王様は凄く慕われているのですね。ほっこりした。
この5重の塔と富士山の風景は本当に相性が良かったです。この方面から見る富士山はバランスが良く女富士と呼ばれているようです。
皆さんも来年の桜の季節はちょっと遠出して富士山へ出かけてみてはいかがでしょうか?
※撮影日:2015年4月18日
※撮影日:2016年4月16日
///お知らせ///
2018年5月、レアルインターナショナル株式会社様より、当ブログの新倉山浅間公園と富士山のポスターが発売になりました。