ここまでのまとめでは、このようでした。
超広角レンズがオススメ。
フォーサーズ以上のセンサーがオススメ。
ということで、コンパクトデジカメ(コンデジ)ではなくて、ミラーレス一眼カメラがオススメ、ということになります。それではオススメのミラーレス一眼のカメラボディを紹介していきます。
1:パナソニック/オリンパスのマイクロフォーサーズシリーズ
ミラーレス一眼の開拓メーカー、パナソニックとオリンパスの提唱するサイズ、コストに最適なマイクロフォーサーズセンサー。一番の強みは2008年に開始されており、もうすぐ7年となり、他社と比べて交換レンズが圧倒的に豊富なことです。
加えて、2つもメーカはこの同じマイクロフォーサーズという規格に賛同してレンズを作ってますので、オリンパスのレンズもパナソニックのレンズもどちらも使えるということも非常に大きなメリットです。レンズサードパーティのシグマ、タムロンも参入し始め、選択肢の広がりは継続中です。コスト的にもお安めですし、オリンパスの電子ビューファインダーは、もっとも滑らかで光学ファインダーに近いレベルにまで仕上がっているのもオススメする理由です。
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ウユニ用超広角レンズ
LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 視野角180°、このレンズさえ持っておけば、ほぼ全て収めること間違いなしです。カメラボディよりレンズのほうが重要です。ただ値段が少し高めのがネックで最安値6.1万円。※単焦点レンズですのでズームで画角は変更できません。
少し安めのレンズでは、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rにフィッシュアイコンバーター(FCON-P01)を付けるという選択肢もあります。視野角は120°と、LUMIXには及びませんが、かなりお手頃に超広角が手に入ります。それぞれ最安値:2.3万円+1.3万円 合計=3.7万円
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オリンパス ボディ
OLYMPUS PEN Lite E-PL6 レンズキット 最新モデルE-PL7の一世代前のモデル。レンズキットでまさかの2万円代、コストパフォーマンスならこれが最強モデルで最安値2.9万円です。
モニターが手前を向くため、自撮りも可能です。前述の様に、フィッシュアイコンバーター(FOCN-P01)とセットで購入すれば、合計4.3万円ほどで、簡単に超広角の風景が撮影可能になります。
OLYMPUS E-M10 EZ レンズキット 電子ビューファインダー付きの本格派、伝統のOMシリーズのデジタル版。エントリーモデル。少し本格的に始めてみたい方は、おすすめ。最安値6.7万円
また、筆者がウユニ塩湖で使っていたのは、こちらのモデルです。ミラーレス一眼に本格的に電子ビューファインダーがついたモデルとして登場しました。
すでに、MarkⅡが登場しています。
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パナソニック ボディ
LUMIX DMC-GM1K レンズキット これも最新モデルGM5Kのひと世代前のモデル。女性の手にしっくりくる程度の小型サイズが特徴。WIFIで撮った写真を携帯に送信できるのも魅力。オリンパスと同じくだが、世代交代するだけでかなりお手頃。最安値4.3万円
LUMIX DMC-G6H ズームレンズキット 電子ビューファインダー付きのもう少し本格的に写真を撮ってみたい人向けのモデル。最安値6.7万円
2:ソニー
ソニーは2010年に2年遅れでパナソニック/オリンパスに続いてミラーレス一眼カメラの市場に参入。APS-Cサイズのマイクロフォーサーズよりも若干大きいセンサーでスペックで差別化を図ったNEXシリーズはスペック重視する男性ユーザーに迎え入れられた。オリンパスがPENシリーズで女性ユーザーを獲得したのと対照的。ソニーは光学メーカというより家電メーカ的色が濃く、発想が家電的でソフトウェアで処理したがる傾向もあり、使い勝手が若干複雑なところも。 フルサイズミラーレス一眼 α7で市場を揺るがし勢いに乗っている。
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ソニー ウユニ用 超広角レンズ
E 16mm F2.8 + フィッシュアイコンバーター(VCL−ECF1)
何故この組み合わせがいいかといいますと、コンバーターをつける元となるE 16mmのレンズはF2.8の明るい単焦点レンズのため、ウユニの天の川の撮影に適しているためです。総額で3万円ちょっとで明るい超広角レンズが手に入るのであれば、コストパフォーマンスはかなり高いです。オリンパスのフィッシュアイコンバーターは視野角が120°だが、ソニーのこれは、180°で全く問題ないでしょう。それぞれの最安値は、2.1万円 + 1.1万円ですので、合計=3.3万円。
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ソニー ボディ
α5000 パワーズームレンズキット
ソニーのミラーレスを世に広めたNEXシリーズの後継もαの名前を冠することになりました。2014年の最新モデルの1世代前のモデルでお手頃感が高い。最安値:3.9万円
4:その他
基本的にミラーレス市場への後発参入のメーカは、まだレンズの種類も豊富でなく、今回は上記のみの紹介とした。各社の一眼レフカメラのレンズを既に持っているユーザーなどにはアダプターなどをつかってサブ機的な位置づけで使われることが多い。またメーカによっては、センサーサイズが小さく、光学的原則からいくとコンパクトデジカメの延長線的な絵作りとなる可能性が高く、ここでは取り上げない。
- キャノン:EOS-M シリーズ
- 富士フィルム:Xシリーズ
- ニコン:Nikon1シリーズ (センサー小さい)
- ペンタックス:Qシリーズ(センサー小さい)
4:一眼レフカメラ
お金に余裕があれば、一眼レフカメラをオススメしたい。さらにセンサーサイズがフルサイズであれば、ふんだんに光を取り入れ、素晴らしい写真を撮ることができます。
まとめ
合計で10万円を下回る組み合わせを、ウユニ塩湖用 オススメのカメラセットとしてまとめると、以下のようになります。
1:OLYMPUS PEN Lite E-PL6 レンズキット + フィッシュアイコンバーター(FCON-P01) :合計4.3万円
コストパフォーマンス最強のお手軽の超広角キット。視野角120°。F値は解放3.5。
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2:SONY α5000 パワーズームレンズキット + E16mmF2.8 +フィッシュアイコンバーター(VCL−ECF1):合計7.2万円
コストもそこそこだが、視野角180°、F値は2.8と夜空の撮影にも向いています。
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もちろん、予算があればこれにとらわれる必要もなく、LUMIXのFHISHEYSなどを購入するのも選択肢に入れてほしいです。
あとは、みんながもってこないウユニ塩湖にいくなら必ず持って行きたいもの、で書いた三脚もお忘れなく。