続いて紹介するのは、これまで撮影で何度も訪れている熊本空港(阿蘇くまもと空港)を紹介します。
熊本空港は、以前にもこちらの記事で飛行機の紹介をしました。
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今回は、前回の青森から大きく日本列島を南に移動して、熊本県から阿蘇くまもと空港の愛称で呼ばれている熊本空港を紹介します。 なぜ熊本空港を紹介するかというと、伊丹空港の千里川土手ほどではありませんが、か ...
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//////2020年3月より立ち入り禁止となっています//////////
大変残念ですが、カメラマンのマナーが悪く改善されないため、2020年3月より立ち入り禁止となっているそうです。
熊本空港で最も有名な飛行機写真は、あの航空写真家ルーク・オザワ氏が発見したとされる滑走路に沈む夕日です。
残念ながら、当日もコンビニ弁当のゴミが、撮影場所の後方のトウモロコシ畑に捨てられていました。
このままでは近いうちにこの場所も立ち入り禁止されてしまうと思います。※このコンビニ弁当のゴミは持ち帰り処分しておきました。
それでは撮れた写真を紹介していきます。当日の日の入り時刻は17:10分です。
16:48分とだいぶ日落ちてきた時の離陸便です。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO640,F8.0,SS1/160sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO640,F8.0,SS1/160sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO160,F9.0,SS1/2000sec,480mm)
こちらも右に移動すれば、太陽に入れることができたようです。悔しい。。
その次は16:58分頃の着陸便です。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO64,F8.0,SS1/800sec,700mm)
飛行機を待っている間も、夕日はどんどん落ちていきます。
17:01分ころ着陸便が見えてきました。
関西空港からのJAL便、定刻17:00着、これが本命の便です。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,460mm)
しかし、かなり右を飛んでいます。
常連さんが右に移動すれば、「夕日に入るよ」と教えてくれたので三脚からカメラを外して移動します。
それでも入りきらず撮れた写真がこちら。(トリミングあり)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,490mm)
この便が滑走路に着陸します。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,650mm)
さらに滑走路を進みます。
機体が滑走路を進むに連れて、飛行機は左へと移動して徐々に夕日のセンターに寄っていきます。
急いで機体がセンターに来るように左に戻りますが、センターには捉えることができませんでした。。(泣き
※この機体の動きは、記事の最後にまとめましたので、最後までご覧ください。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,650mm)
もう少しズームするとさらに機体の迫力がでます。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,650mm)
しかし、これはこれで夕日を右肩に背負い、しっかりと夕日が見えている姿もカッコイイようにも思えてきました。
いや、自分を納得させることにしたのかもしれません。。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,650mm)
この夕日が落ちる様子を動画撮影しましたので、紹介しておきます。
夕日は滑走路に沈んでしまいましたが、まだまだ飛行機はやってきますので、撮影を続けます。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO640,F8.0,SS1/250sec,480mm)
このグラデーションが何とも言えないくらい好きです。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO640,F8.0,SS1/250sec,480mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO640,F8.0,SS1/160sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO5000,F5.6,SS1/200sec,550mm)
初日の撮影はこれで終えることにしました。
熊本空港の付近にはほどほどに安価なホテルが沢山あり、宿泊には困りません。
2日目の撮影の開始です。
2日目の空は快晴で雲一つない空でした。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO220,F6.3,SS1/1250sec,550mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO320,F6.3,SS1/1250sec,550mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F8.0,SS1/1600sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO80,F6.3,SS1/1600sec,280mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO64,F6.3,SS1/1600sec,280mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO110,F6.3,SS1/1600sec,410mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO160,F8.0,SS1/1600sec,700mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO160,F8.0,SS1/1600sec,700mm)
16:58分頃、目的の便がやってきました。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/1600sec,800mm)
昨日同様に、太陽に入るように右に移動します。しかし、今回も微妙に捉えることができず。。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/1600sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/1600sec,800mm)
着陸しました。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/5000sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/5000sec,650mm)
快晴で雲一つない空のため、太陽の光が強すぎる感じです。
太陽のグラデーションを出すほど露出を落とすと、機体が黒につぶれてしまうほどです。
ホワイトバランスを青に変えてみました。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/5000sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/5000sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/5000sec,800mm)
やはり初日のようにある程度雲がある空の方が、太陽光の露出が抑えられて良い写真になることが分かりました。
もちろん日が沈んだ後も撮影を続けます。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/60sec,800mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO400,F10.0,SS1/10sec,550mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO1600,F5.6,SS1/50sec,550mm)
このグラデーションです。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO1600,F5.6,SS1/50sec,310mm)
何とも言えない夕日のグラデーションです。
この色はきっとニコンでしか出せない色だと思います。
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F9.0,SS0.4sec,200mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F9.0,SS0.4sec,200mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO1600,F5.6,SS1/50sec,550mm)
この金属ボディの質感、夕日に輝く機体の赤紫色、これもニコンならではの色だと思います。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO1600,F5.6,SS1/50sec,550mm)
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR +TC-14E II (ISO5000,F8.0,SS1/80sec,550mm)
オレンジの空を真っ直ぐに登っていきます。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO5000,F8.0,SS1/80sec,550mm)
暗くなっても撮影を続けます。
D850 +AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/6sec,330mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F9.0,SS1.6sec,200mm)
2日目はこれで撮影を終えました。
今年は天候に恵まれて、夕日とのコラボを撮影することができました。
しかしながら、完全に機体と夕日と絡めることはできませんでした。
機体の動線を予測する知識などが不足していたと思いますので、今回で学んだ機体の動きを矢印で示してみました。
着陸前はかなり右を飛んでいて、夕日と重なるように思えないのですが、着陸して滑走路を向かってくるとかなり左に動きます。
この動きを事前に把握しておいて、カメラは手持ちで初期位置は右にスタンバイしておいて、徐々に左に移動するスタイルが良いかと思いました。
滑走路を進んでくる機体と絡めるなら場所を決めてどっしりと三脚を構えていれば良いですが、機体は途中で方向を変えてしまいますので、右過ぎても左過ぎてもダメなのが難しいところです。
以上で2日間に渡る阿蘇くまもと空港での撮影の紹介を終わります。
阿蘇くまもと空港は、フェンスが低いため、お子さんなど家族連れにも飛行機を楽しむにはもってこいの空港です。
カメラが趣味な方もそうでない方も、是非訪れてみてください。
//////2020年3月より立ち入り禁止となっています//////////
大変残念ですが、カメラマンのマナーが悪く改善されないため、この撮影地は2020年3月より立ち入り禁止となっているそうです。
夕日と飛行機を絡めた撮影は諦めて、周囲からの撮影にしましょう。
※撮影日:2019年12月7日、8日