北海道の平岡樹芸センター、北大イチョウ並木に続いては、円山公園のエゾリスを紹介します。
しばらくは風景写真が続いたので、動物写真で息抜きしたいと思います。
円山公園は最寄りの地下鉄の円山公園駅から徒歩5分くらいで着いてしまう札幌市民の憩いの場として親しまれてる公園です。
明治初期には樹木の試験場だった場所が、明治末から大正にかけて現在の円山公園として整備されたそうです。
公園内にはエゾリスだけでなく、野鳥や野草なども数多く観察できるそうです。
円山公園の場所はこちら。
駐車場は、円山公園の駐車場(700円)が良いと思います。※北海道神宮の駐車場が最寄りですがちょっと高額です。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
最初は円山公園の中でエゾリスの出現ポイントが分からず、公園内をかなり歩き回りました。
ファーストコンタクトは木の上でした。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO640,F4.0,SS1/200sec,trim)
D500 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO3200,F4.0,SS1/2000sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
上のトリミングです。
口に何か加えています。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec,trim)
呼んだ?
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/160sec)
木から降りてきました。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
けっこう大きな木の実を口に加えることができます。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.5,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO640,F4.0,SS1/200sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec,trim)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
上のトリミングです。
しっかり解像してくれています。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec,trim)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec,trim)
こちらもトリミングです。
2倍くらいにトリミングしていますが、十分な解像感です。さすがD850、まだまだ現役です。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
後ろ姿。けっこうガッチリ体質なんです。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
腕もけっこうガッチリしているでしょ。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
でもお顔はキュートなんです。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec,trim)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO640,F4.0,SS1/1000sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
どこにクルミがあるかな~
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
きっと、ここだ~。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
あれ?ないな~。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
あれ~、ないない
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
最後に今回の初めてのエゾリス撮影を振り返っての注意点や反省点を紹介します。
①動きが早くピントの合焦が間に合わない。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
着地と思ったら、またすぐにジャンプして次の場所にジャンプです。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
こんな感じでエゾリスの動作はとても早いので、AFの合焦速度が遅いとピントボケの写真を大量に増産してしまいます。
Go and Stop and Go and...の繰り返しのような動作をするのですが、Stopの時間がとても短いです。
Stopのタイミングで、いかに早くAFを合わせてシャッターを切れるか?が撮影の歩留まりに大きく影響します。
撮影したボディはD850、レンズは500mmの単焦点レンズでしたが、標準のAF速度設定ではエゾリスについていくのは大変でした。
残念ながら撮影後に気づきましたが、カメラのAF設定を敏感にしておくとべきでした。
(出典:ニコンマニュアル)
このAFロックオンの設定を敏感にしておくことで、AFの初動速度がワンテンポ向上させることができます。
②フルサイズでの望遠域ではピントはシビア(当たり前ですが。。)
続いては、こちらの写真を見てください。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
こちらも同じです。
D850 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO800,F4.0,SS1/250sec)
どちらの写真はピントが身体にきてしまっています。
エゾリスが横を向いている時は被写体として奥行がないので、身体にピントを合わせても顔や目にピントがきます。
しかし、顔の向きを変えたり、正面を向ているいる時には被写体に奥行がでますので、しっかりと顔にピントを合わせる必要があります。
絞って撮影したり、D500のようなAPS-Cセンサーのカメラを使っても良いのですが、被写体の立体感やボケ感を損ないたくないので、ピントはシビアですが私はフルサイズ&絞り解放で撮影していました。
最後にD500での撮影写真を載せておきます、D850との立体感の違いを感じ取れると思います。
D500 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO3200,F4.0,SS1/800sec)
D500 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO3200,F4.0,SS1/800sec)
D500 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO3200,F4.0,SS1/800sec)
D500 +AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR (ISO3200,F4.0,SS1/1250sec)
以上で円山公園のエゾリスの紹介を終わります。
久しぶりの動物撮影で、全身を使っての撮影で疲れましたが非常に楽しいものでした。
素晴らしい風景だけではなくて、野生動物、これも北海道の魅力なんだなぁと北海道の在住の方が羨ましく思いました。
円山公園の横にはレッサーパンダやシロクマが人気の円山動物園もありますので、家族連れも楽しめるスポットです。
現在、円山公園ではエゾリスへの安易な餌付けが問題となっているそうです。(野生動物としての警戒心を無くしているそうです)
ついては、エゾリスの詳細な撮影ポイントの公開は控えさせて頂きます。(どうしても知りたい方でマナーを守れる方のみ、コメントやメールでご連絡ください)
※撮影日:2020年11月4日