続いて紹介する福島県の一切経山(いっさいきょうさん)は、標高1948.8mの活火山で、雄大な自然と迫力ある地形が魅力です。
山頂付近には「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼があり、澄んだ青色の水面が季節や光の加減で変化し、写真映えする美しい風景を作り出します。
浄土平からの登山ルートは比較的歩きやすく、道中では高山植物や紅葉が彩りを添え、撮影スポットも豊富です。
荒々しい火山地形と静寂の中に広がる神秘的な湖が対照的な美を生み出し、登山者や写真愛好家にとって魅力あふれる場所です。
駐車場はこちらのビジターセンター付近です。
駐車場はかなり広いですが、観光客が多い時は満車となる場合もあるので要注意です。
浄土平ビジターセンターから一切経山までの距離は約2.8kmで、コースタイムは1時間40分ほどです。(標高差:381m)
天候の良い日であれば、コースタイム的には誰でも気軽に訪れることができますが、風が強い場合などは要注意です。
YAMAP/ヤマレコデータ
それでは取れた写真を紹介していきます。
往路は強風のため写真が少なめでした。
風に耐えながらひたすら登り続けます。
前方に登山者の方が登っているのが見えます。
気温はそれほど低くないのですが、草木には霜が付いていました。
強風も影響しているかも知れません。
山頂では立っていられないほどの強風が吹いていました。
一切経山に向かってすぐに山頂を後にします。
他にも数名の登山者がいらっしゃいました。
山頂を過ぎるとすぐに一切経山を見下ろすことができました。
青い、本当に青いです。。
こんなゴツゴツした山の中に突然現れる青い水面は魔女の瞳と呼ばれるのも納得です。
望遠レンズで魔女の瞳を切り取っていきます。
強風のため、水面も波が立っています。
最後にパノラマ画像です。
山頂でお会いしたお二人をバックに写真を撮らせて頂きました。
原色のアウターは写真が映えます。
再び山頂に戻ります。一切経山(1,949 m)です。
強風に耐えきれず、すぐさま下山を開始しました。
見えるのは吾妻小富士(1,707m)です。
吾妻小富士は駐車場から簡単にいくことができるので、多くの観光客はこちらの山を目指します。
パノラマ画像です、吾妻小富士を見下ろす大パノラマは絶景です。
雪庇のような形のものが陰になっていました。
青みがかって見えたので下から見ると小さな池のようにも見えました。
下に見える小屋が酸ヶ平避難小屋です。
酸ヶ平(すがだいら)避難小屋です。(小屋の裏から降りてくる感じです)
小休憩して身体を温めます。
酸ヶ平避難小屋周辺は穏やかな湿原地帯でした。
パノラマ画像です。
少し日が傾いてきました。下山を急ぎます。
5月のGWでこれくらいの残雪が残っていました。
アイゼンがあった方が良いかとは思いますが、限られた区間だけしたので普通の3シーズン用の登山靴で問題ありませんでした。(スニーカーはNG)
ビジターセンターも見えます。
大穴火口という火山口のようです。
酸ヶ平の湿原に戻ってきました。
以上で福島県の一切経山の紹介を終わります。
白い残雪に囲まれた青い魔女の瞳を見たければGWの訪問が良いかと思いますが、残雪もあり山頂は強風のため、必ず登山装備で登山するようにしましょう。
装備さえあれば比較的簡単に登山できるオススメのスポットです。
※撮影日:2023年5月2日