ここからは、ウユニ塩湖に持っていきたい。と題して、オススメのカメラレンズやカメラボディの紹介をしていきます。
1:超広角レンズを持っていきたい
なぜ超広角レンズかというとウユニの広大な景色を収めるには、通常の広角レンズですと画角に収まらないからです。
下の写真のような感じです。
①マイクロフォーサーズ12mm (35mm換算24mm)
この①の35mm換算の24mmは、標準レンズにおける最も広角側の画角です。しかし、この画角ですと、ウユニ塩湖ではその景色を収めることができません。
そこでオススメするのが、広角レンズと呼ばれる(目安:35mm換算で24より数字少ない焦点距離の)レンズです。
②マイクロフォーサーズ8mm(35mm換算16mm) ※対角魚眼(ISO6400/F5.0/SS=30)
次に、②の絵の上に①の絵を重ねてみると以下の絵のようになりました。
次は、上の赤枠の画角の比較関係を、他の絵で当てはめてみました。
どうでしょうか?標準レンズの35mm換算24mmでは、ウユニ塩湖の景色を捉えきれないことが分かると思います。
今回使用したレンズはこちら。
このような超広角の風景を撮るのは通常のコンデジと呼ばれるコンパクトデジタルカメラでは、不可能です。理由はコンデジのレンズは標準レンズであって広角レンズではないからです。しかしそのような広角レンズのついたコンデジというのは、通常は存在しません。ということは、広角レンズにレンズを交換できるレンズ交換式のカメラを購入する必要があります。
レンズ交換式といっても、最近話題のミラーレス一眼カメラは値段も一眼レフよりかなり手頃な価格ですし、女性でもカメラを始める方が増えているなど、特別に身構える必要は全くありません。
また、上の②のレンズは、広角でも特別な、(水平)視野角が180°の(対角線)魚眼レンズです。
ふつう、魚眼レンズというと、クセがあり遊びレンズ的な位置づけがされていますが、そのような用途にしか使えないなんてことはありません。
上の絵のように、水平から大きく上下にカメラを降ると歪みが発生します。しかし、夕日の写真のように水平近くに構えれば、さほど歪みは気になりません。
とにかく、ウユニ塩湖と魚眼レンズの相性は抜群。
どうしても歪みが気になる場合はLightroomのような市販ソフトで簡単に歪みを補正することも可能です。下が、上の絵の歪みを補正した絵です。(LR5:Sigma DG8mm F3.5で代用)
フルサイズ機用の魚眼レンズはこちら。
キャノン、ニコン用はこちら。
まとめ