奥日光の竜頭の滝に続いては、湯滝(ゆたき)と華厳(けごん)の滝を紹介します。
湯滝は湯ノ湖の南にある滝で、湯川がせき止めてできたという湯ノ湖から、溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちる滝です。
高さ70メートルで長さ110メートルもある大きな滝で、滝の両側のカラフルな紅葉とも相まってまさしく絶景です。
この湯滝を流れ落ちた水は、後の記事でも紹介する戦場ヶ原であるを流れる湯川となり、竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入します。
その湯滝の場所はこちら。
駐車場は、竜雲の滝ほどは混みませんが、大きな駐車場ではありませんでしたので少し待たされました。
それでは撮れた写真を紹介していきます。
こちらは20mmの広角レンズでの撮影です。
さらに広角の16mmで撮影しました。
この湯滝の絶景は、是非とも青空の日に訪れて欲しいです。
滝つぼまで入れて。
HDRで派手はな感じにするとこのようになります。
縦構図も。
こちらはパノラマ撮影です。
望遠側で湯滝の上流を撮影してみました。
ここまで撮影してきたところで、雲が多くなってきたので撮影を終了しました。
やはり湯滝には青い空が似合います。
日光の三名瀑の最後として、華厳(けごん)の滝を紹介します。
華厳の滝は中禅寺湖の湖水が高さ97mもの岸壁を一気に落下するので、これまで紹介してきた竜頭の滝や湯滝とは全く異なり、日本三名瀑の一つにも挙げられています。
華厳の滝の撮影ポイントとしては、華厳の滝の観瀑台や明知平ロープウェイで行く展望台からの景色が有名です。
今回はとても混雑していそうだったので、別の場所からの撮影を試みました。今回撮影した場所はこちら。
撮れた写真を紹介していきます。
途中から登山道を離れて獣道を滝正面に向かって進んでいくと、途中で一ヶ所だけ木々が途切れて華厳の滝を正面から見ることができます。
望遠レンズでも撮影。
場所は明知第二トンネルを抜けた右側の道路脇に明知平の展望台へとつながる登山道の入り口がありますので、そこを10分ほど登っていきました。
車は何台か駐車できるスペースがあります。
登っていく道中ではこのような景色です。
以上で、奥日光の三名瀑の紹介を終わります。
これほどカラフルかつ特色ある形状の滝が一度に見ることができるのは、この地域が火山の噴火など特殊な地形的な生まれにも起因していると感じました。
続いて、戦場ヶ原、小田代原を紹介します。
※撮影日:2020年10月18日