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栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

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富山の立山に続いては、栃木県の奥日光に行ってきました。

かねてから奥日光の特に中禅寺湖の紅葉の美しさを写真に収めたいと思っていました。

最近では、2020年の魅力度ランキングでは、栃木県が最下位になってしまことがネットでも話題になりました。

しかし実際に栃木県の奥日光に行ってみてると、最下位とは信じられないくらいの美しい紅葉で、むしろ日本どころか世界に誇れる紅葉だとと感じました。

そこで今回の記事では、栃木県の本気と題して、栃木県の魅力、特に今回訪れた奥日光を紹介したいと思います。

最初は奥日光の三名瀑と呼ばれる、竜頭の滝(りゅうづのたき)湯滝(ゆたき)華厳の滝(けごんのたき)を紹介していきます。

また滝つぼの部分が二枝に分かれた独特の形で有名な竜頭の滝は、二手の流れを髭に見立てたとも、中央の岩を頭部に見立てたとも言われる、そうです。(wiki参照

この竜頭の滝の駐車場は2ヶ所あります。

一般的なのは中禅寺湖に近いこちらの下流の駐車場です。紅葉シーズンには大変混雑しますので早めの到着が望ましいです。

竜雲の滝の展望台は、こちらの茶屋の奥に入った場所にあります。

ちょっと分かり難かったので載せておきます。

それでは撮れた写真を紹介していきます。

撮影は午前8時半頃ですので、まだ右側部分が少し影になってます。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F14.0,SS1/8sec,20mm)

撮影では、以下の3枚のフィルターを重ねて使いました。

①ハーフNDフィルター:直射日光の当たっている部分の露出を抑える。

②NDフィルター:シャッター速度を抑えて、水の流れを出す。

③PLフィルター:紅葉の色をしっかり出す。

それでも影の部分が暗いので更にシャドウを持ち上げます。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F14.0,SS1/4sec,24mm)

晴天にも恵まれたので青空を入れて15mmの広角での撮影です。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F14.0,SS1/20sec,15mm)

またHDRで暗部を持ち上げてみた写真がこちら。

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F1.0,SS1.3sec,24mm,HDR)

HDR撮影については過去記事も参照ください。

サクラダファミリアとHDR撮影
サクラダファミリアとHDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影方法

次の記事でもスペインの紹介を続けていきます。 サクラダファミリアでは何枚かHDRを作成してみたので、ここで紹介してみたいと思います。 HDRの撮影方法 HDRとは、過去記事でも触れましたが、異なる露出 ...

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これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F14.0,SS1.0sec,58mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F14.0,SS1/8sec,160mm)

こちらは、赤と黄色のもみじが落葉していく瞬間を連写撮影した3枚の写真を、比較明合成して繋いでみました。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO100,F14.0,SS1/8sec,160mm)

今回の竜頭の滝で使用したフィルター類はこちら。

①ハーフNDフィルター(KANI)

②NDフィルター(Kenko)

③PLフィルター(Kenko)

また夕方の曇天のタイミングでも訪れてみました。

こちらもコントラストが減って全く別の場所の様です。これだから写真は楽しいですね。

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F11.0,SS0.8sec,27mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F11.0,SS0.6sec,32mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 + AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED (ISO100,F16.0,SS2.0sec)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F11.0,SS1.6sec,70mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F11.0,SS1.0sec,70mm)

竜頭の滝での撮影を終えて、滝の側道を上に登っていくことができます。

また、滝の中腹ではこのように緩やかに流れ落ちる滝も見ることができます。

ここはかつて龍雲の滝と別名で呼ばれていたこともあるそうで、男体山の噴火の溶岩によってできたものだそうです。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F16.0,SS0.4sec,24mm)

こちらもHDR撮影してみました。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F16.0,SS0.4sec,24mm,HDR)

また竜頭の滝では上流の駐車場からの眺めも素晴らしいですので、是非、滝の上まで登ってください。

撮影当日は冠雪した素晴らしい男体山が見えました。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F2.8,SS1/8000sec,30mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F6.3,SS1/800sec,70mm)

駐車場前の道路の橋の上からは先ほどの流れる龍雲の滝を上から見ることができます。

午前中は逆行ですのでシャドーを持ち上げてあります。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F20.0,SS0.8sec,70m)

こちらもHDR撮影しました。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO400,F20.0,SS2.0sec,70m,HDR)

こちらも午後の曇天条件でも撮影です。

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F16.0,SS1.0sec,52mm)

これが栃木の本気(その1) 奥日光の竜頭の滝・湯滝・華厳の滝の紅葉滝巡り

D850 +AT-X 24-70 F2.8 PRO FX (ISO100,F14.0,SS0.8sec)

以上で、竜頭の滝の紹介を終わります。

青空にも恵まれましたが、竜頭の滝は下流から上流までどこもカラフルで様々な顔を見せる滝でした。

次の記事では三名瀑の残る2つの湯滝と華厳の滝を紹介していきます。

※撮影日:2020年10月18日

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