続いて紹介するのは、北海道の国道の中で一番標高の高い峠と言われる三国峠(みくにとうげ)の紅葉です。
三国峠は上川町と上士幌町を繋ぐ国道273号線(糠平国道)で、北海道で最も標高の高い(標高1,139m)地点の峠です。
三国峠では、緩やかなカーブを松見大橋と紅葉する樹林帯を一望することができます。
特に日の出の時間帯には、紅葉が朝日に照らされて輝くドラマティックな景色を見ることができます。
まずは空撮動画をご覧ください。
今回撮影してきた三国峠の場所はこちら。
また三国峠は過去記事で紹介した糠平湖のタウシュベツ橋梁も273号線沿いにあります。
-
崩壊寸前の幻の橋、北海道上士幌町のタウシュベツ橋梁
続いて、北海道は上士幌(かみしほろ)町のタウシュベツ橋梁について紹介します。 タウシュベツ橋梁は、北海道は上士幌町の糠平(ぬかびら)湖にある、コンクリート製のアーチ橋です。またアーチ橋ということもあり ...
それでは撮れた写真を紹介していきます。
日の出直後で、撮影時刻は5:30頃です。
撮影にはハーフNDフィルターを使っています。
メーカはKANIのソフトグラデーションというNDが滑らかに掛かっているタイプです。
ソフトのほうがシチュエーションの応用は効くのですが、今回のような山の稜線からの日の出の場合はハードタイプが適しているように思います。
松見大橋に何もないと寂しいので走ってくる車を入れてみます。
徐々に日が昇っていきます。
続いて望遠レンズで切り取ってみました。
最後に空撮写真も紹介しておきます。
またこちらは、5.4K動画からの切り出した静止画です。
このMavic Air2Sの魅力は、5.4K録画による静止画の切り出し画素数が増えたことです。
従来の4K動画では、3840×2160の830万画素相当しか切り出すことができませんでしたが、なんと5.4Kの動画からは5472×3072の1680万画素相当の静止画を切り出しすることが可能です。(但し16:9のアスペクト比)
Mavic Air2Sでは4Kから5.4Kと1.3倍にしかなっていませんので、地味なスペックとしてあまり目立っていませんが、実は画素数は約2倍でという一眼レフではAPS-C相当の静止画が得られてしまうというとんでもないモンスタースペックなのです。
これによって動画撮影中に静止画を撮影することなくスムーズな撮影が可能になりました。
最後にパノラマ撮影した画像を紹介します。
以上で三国峠の紹介を終わります。
北海道、最高地点の峠というだけあって樹林帯のパノラマは圧巻でした。
紅葉のタイミングは毎年9月後半~ですが今回は若干早めのタイミングでした。
※撮影日:2021年9月27日
※空撮に関しては許可を受けて撮影しております。