久しぶりの記事は、すっかり真冬の記事になってしまいました。
今回紹介する場所は、長野県は諏訪市の霧ヶ峰高原の樹氷です。
樹氷とは、霧氷の中の一つの種類だそうです。
霧氷は「一般的に冬山で見られ、過冷却にある霧(着氷性の霧)によるものと、空気中の水蒸気の昇華によるものがある。樹氷、粗氷、樹霜の3つに分類される」(Wikipedia参照)
とのことです。
蔵王などで有名な「樹氷」は、ここで言う通常の樹氷にさらに雪がついて、スノーモンスターと呼ばれるまで大きくなった樹氷の進化系と言った感じでしょうか。
樹氷の発生条件としては、低気圧の一過の翌日が良いようです、
さらに気温が15度以下になると最初のスポットではダイヤモンドダストも見ることができるそうです。
樹氷は昨年から撮ってみたい風景だったので、入念に下調べを実施して撮影日を決定しました。
この樹氷(とダイヤモンドダスト)で有名な撮影地ですが、路肩スペースも狭く近年駐車のマナーが悪くなっているため、場所の公開は控えさせて頂きます。
ここで事故でも発生してしまうと、この撮影場所自体が立ち入り撮影禁止などになるなどの処置がされてしまうかも知れませんので、致し方ない処置とご理解ください。
※どうしても撮影地を知りたい方で、駐車のマナーなど守れる方は個別にお答えしますのでメールやコメントなどで問い合わせください。
それでは、撮れた写真を紹介していきます。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO250,F6.3,SS1/100sec
日本画家の東山魁夷の絵のようになっています。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/100sec)
日が出る前は露光時間が長くなります。
かつ風が強いので三脚を立てても望遠レンズは煽られて、ブレを量産してしまいました。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/50sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO500,F5.6,SS1/100sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/60sec)
また、同じ写真でも明瞭度を変えると全く違った写真になります。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/80sec)
こちらがLightroomで明瞭度を落としたものです。これが写真の楽しいところですよね。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/80sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/100sec)
徐々に日が昇ってきて、木々に光が当たり始めます。
さあ、最も美しい瞬間が訪れます。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/320sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/200sec)
α7R3 + FE 24-105mm F4 G OSS (ISO200,F4.0,SS1/500sec)
α7R3 + FE 24-105mm F4 G OSS (ISO200,F4.0,SS1/500sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO250,F6.3,SS1/200sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/100sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/125sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/100sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/80sec)
WBを青にふっていくと、また違った雰囲気になります。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/160sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/125sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/250sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO250,F6.3,SS1/250sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
正面の木々だけではなく、遠方の景色を切り取るのも、望遠レンズでの楽しみです。
是非、パソコンの大きな画面で見て欲しいです。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO320,F6.3,SS1/250sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/200sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/200sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
霧が風景をより幻想的に仕上げています。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/320sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/320sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/400sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/320sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/160sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/320sec)
ここまでの写真は全て上述の同じスポットで撮影していました、霧ヶ峰にはいくつかの撮影スポットがあり、他にも紹介します。
続いての場所はこちら。
基本は場所から場所へ車で移動して撮影するスタイルになります。
それでは撮れた写真を紹介します。
こちらには、一本の木が離れて何本もたっており、樹氷が綺麗にできていました。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/640sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/1250sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/1600sec)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II
なかなか青空バックにはなりませんでしたが、その真っ白な姿には感動しました。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/1000sec)
さらに南に下ると、以下のような写真も撮れます。(場所紹介は割愛します)
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO200,F6.3,SS1/400sec)
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
シシウドに霧氷がついて花のようになっていました。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/320sec)
最後の場所は、霧ヶ峰の富士見台です。
こちらからは、名前のとおり富士山を見ることができます。
樹氷も遠方に見ることはできますが、最初のスポットのほうがオススメです。
D810 +AF-S Nikkor 300mm f/2.8G ED VR II (ISO100,F6.3,SS1/250sec)
八ヶ岳連峰と富士山をパノラマ合成に仕上げてみました。
D850 + AF-S Nikkor 70-200mm F/2.8G ED VR II (ISO100,F4.5,SS1/500sec)
以上で霧ヶ峰高原の樹氷の紹介でした。
撮影スポットが沢山のあるので一回の訪問で何度も楽しめる撮影でした。
樹氷の発生条件としては、低気圧の一過の翌日が良いようですので、タイミングを狙って訪れてみてください。
また、路面はかなり凍結、圧接しているので、スタッドレスタイヤは必須ですので、安全運転で撮影を楽しんでくださいね。
※撮影日:2018年2月11日
※今回は撮影地は公開しませんでしたが、どうしても知りたい方で、かつ情報を守秘できる方は個別にコメントやメールにて問い合わせください。
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