続いては、岐阜県は山県市の円原川(えんばらがわ)の伏流水を紹介します。
円原川は岐阜県の山県市にある川のような伏流水です。
伏流水(ふくりゅうすい)とは、川などを流れる水がいったん地下に潜ることだそうです。
この円原の伏流水では、水温が低いことから川霧も見ることができます。
さらに7月や8月の夏の日では、光芒が見られることでも有名です。
今回はこの円原川に撮影に行ってきました。
まずは撮影場所はこちら。
駐車場はありませんので、路肩スペースに停めることになりますが、あまりスペースはありません。
地元の方の邪魔にならないように停めましょう。
撮影した場所はもっともカメラマンが多い場所を選びました。
D850 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO400,F5.0,SS1/100sec,24mm)
時刻は6時40分頃から太陽が見え始めました。(撮影日の光芒タイムは6:40~7:30の50分くらいでした)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO100,F11.0,SS1.0sec,24mm)
太陽の光が葉に遮られて、カーテンの筋のようになっていきます。
最初の時間帯はまだ太陽の高さも低いため、直射光が入ってくるので強い光線でした。
ハーフNDフィルターを使っても良いかと思います。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F14.0,SS1/10sec,24mm)
若干アンダーで撮影しました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F714.0,SS1/15sec,24mm)
手前の大きな石の陰に光の波紋ができていました。
これはどういう現象なのかは分かりませんがとても神秘的でした。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F14.0,SS1/15sec,52mm)
全体の光景はこのような感じです。
この光芒の最初のタイミングでは、まだ川霧が高い位置まで立ち昇ってはいない状態です。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,F14.0,SS0.4sec,24mm)
手前の方では川トンボが何匹も飛んでいました。
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO800,F4.5,SS1/640sec)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F4.5,SS1/100sec,102mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F4.5,SS1/250sec,95mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.2,SS1/125sec,200mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F4.5,SS1/400sec,200mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F13.0,SS1/60sec,200mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO200,F3.2,SS1/100sec,200mm)
徐々に川霧が立ち昇ってきて、それが光芒をあぶり出し、さらに神秘的な光景になってきました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/25sec,29mm)
同じ写真でもホワイトバランスでかなり雰囲気が変わります。
こちらは暖色系で。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/30sec,29mm)
ホワイトバランスを青みを強くすると爽やかな感じに仕上がります。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/25sec,45mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/50sec,70mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/60sec,70mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F9.0,SS1/25sec,46mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/10sec,45mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/8sec,29mm)
光芒は絶え間なくその状態を変えていきます。
夢中でシャッターを切り続けます。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/25sec,32mm)
この画角で24mmです。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,F9.0,SS1/5sec,24mm)
この画角で17mmです。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,F9.0,SS1/5sec,17mm)
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO200,F9.0,SS1/5sec,17mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/60sec,42mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/10sec,28mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/6sec,28mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/10sec,35mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/13sec,70mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/8sec,50mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/8sec,38mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/8sec,24mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F9.0,SS1/8sec,24mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO200,F714.0,SS1/15sec,24mm)
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO400,F6.3,SS1/60sec,70mm)
さらに川の反対側からも撮影を行いました。
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F13.0,SS0.5sec,21mm)
D850 +AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED (ISO100,F13.0,SS1.6sec,24mm)
D850 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G (ISO100,F13.0,SS0.4sec,14mm)
この風景を1分おきにタイムラプス撮影を行いました。
この光芒が時間とともに動く様子をGIF動画にしてみました。
またGIF動画の作成は、こちらのGif Makerというサイトを利用しました。
作り方は非常に簡単で、動画の元となる静止画を複数枚、選択するだけです。
また変化する速度や画像サイズも選択できます。
またこの光芒が出たさらに奥の上流のほうも望遠レンズで撮影してみました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO800,F7.1,SS1/160sec,70mm)
D850 +AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8E FL ED VR (ISO400,F5.0,SS1/640sec)
当日はこのスポット以外で撮影後(8時以降)に他に光芒がでないか調べてみましたが、他には見つかりませんでした。
おそらく光芒が出現するのは早朝だけだと思われます。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F7.1,SS1/60sec,70mm)
さらに円原の川下の下流側も撮影しました。
川の色はエメラルドグリーンでとても透き通っていました。
D850 +AF-S Nikkor 24-70mm F/2.8G ED VR (ISO64,F7.1,SS1/40sec,70mm)
以上で円原の伏流水の紹介を終わります。
円原の光芒はとても神秘的な光景でしたし、真夏とは思えないくらい涼しく避暑スポットだと思いました。
愛知県などの都市部から遠くないので是非訪れてみてはいかがでしょうか?
※撮影日:2019年8月11日
~~お知らせ(令和3年 9月時点)~~
令和2年7月豪雨により、市道02032号線(山県市円原地内)で土砂崩れが発生し、現在通行ができない状況となっているようです。
ついては、道路が復旧するまでは、円原川付近を訪れるのは控えたほうが良いと思われます。
当サイトは常に最新の通行状況をお伝えするものではありませんので、訪れる前にご自身で山県市のHPをご確認ください。